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2022.03.29 リフォームの話

建築資材の値上がりについて

ニュースやメディアでもよく取り上げられているのでご存知の方も多いかもわかりませんが、今建築資材は大幅な値上がり傾向にあります。

各メーカーも今年の4月に価格改定を発表しているところが多くあります。

以下、価格改定を発表しているメーカーの一覧と、その複合的な原因です。

※リフォーム産業新聞2022年3月22日号より抜粋

この表には記載されていませんが、外壁塗料などの材料も相次ぎ価格が高騰しています。

大手メーカーでは日本ペイントなどは去年の段階で値上がりし、エスケー化研などは現在発表されていませんが、時間の問題だろうとのことです。

照明設備関係も値上がりし、4月には価格改訂版の新しいカタログに切り替わります。

お客様にはご迷惑をおかけしますが、この価格改定に合わせて、ご提供できる工事金額も上がることになります。

ウッドショックやアイアンショックにより、木材や鉄などの材料も上がり、建築業界は今厳しい状況に立たされつつあるのです。

ここで一つ注意点があります。

まずこの記事でお伝えしたいことは、建築資材の価格が全体的に値上がりするという事実。

もう一つは、「うちはこういった状況の中でも安くできます」という提案を受けた際には注意をしたほうが良いということです。

メーカー自体が価格を上げていますから、どんな会社でも基本的には仕入れ価格が上がることになります。

「安い時にたくさん仕入れているから」を理由に安くできるといった提案をされることが多いと思いますが、所詮は抱えている在庫、そのうち枯渇しますのでいつまでも続くものではありません。

また、キッチンやお風呂、建具などは基本受注生産品です。お客様の家に合わせて設計・発注をするのでそもそも在庫を抱えられる商材ではありません。

壁紙などもそうです。一般的な白い汎用品ならまだしも、何千種類とある柄を全て確保しているわけはありません。基本的にはお客様のご要望にあわせて新たに発注をします。

実際にこの値上がりを機に多くの資材を発注している会社も多くあるとは思いますが、ここで言いたいのは「値段を下げて質の悪い工事をされないかどうか」ということに注意する必要があるということです。

リフォーム業界は他社との差別化がお客様を獲得するキーポイントとなります。

この値上がり事象を背景に「お客様に低価格で提案できれば」と考えるのは必然です。

企業努力もありますが、価格の値上がりは世界的な事情ですから、どう頑張っても限界があります。物そのものの値段が上がっているわけですからね。

「安い時にたくさん仕入れているから安くできるよ」と提案を受けた場合は、注意深くその会社の規模や口コミなどの背景を見るようにし、「安かろう悪かろう」にならないようお客様側が注意する必要があります。

きちんとその提案は適正価格なのかどうか注意深く調べるようにしましょう。

リフォーム業界は中身が見えないことが多いので、闇が深い業界です。

悪徳業者に騙されないよう、注意してくださいね。

「他社さんにもらった見積もりが正しいかどうか見て欲しい」などのご相談も受け付けておりますので、遠慮なくご相談ください。

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