住宅の豆知識

2021.05.20 住宅の豆知識

お部屋の雰囲気やイメージを一新できる壁紙リフォーム



昨今の壁紙・クロスは驚くほど進化しており、世帯ごとに異なるライフスタイルや家族構成などに合わせて自由に選ぶことができます。

しかし、現在日本国内で使用されている壁紙・クロスなどの内装材には様々な種類があり、とくに国内メーカーと海外メーカーでは 機能・性能、デザイン性、サイズに加えて リフォーム・リノベーションにかかる費用も大きく違います。

ここでは、お部屋の雰囲気やイメージを一新できる内装リフォーム・リノベーションを失敗しないための壁紙・クロスの選び方についてご説明します。

国産の壁紙と輸入壁紙の違いとは?



内装リフォーム・リノベーションの際に欠かせない壁紙・クロスには、「国産壁紙」と「輸入壁紙」2種類あります。

しかし、さいたま市にある内装リフォーム業者の多くが サンゲツ・トキワ・ルノン・東リなど国内メーカーの国産壁紙を中心に取り扱っており、海外メーカーから取り寄せた輸入壁紙による内装リフォーム・リノベーションへの対応が難しい場合があります。

なぜなら 日本の気候は、夏は“高温多湿”、冬は“低温低湿”と独特な気候であるため、日本の気候と大きく異なる欧米諸国で使用されている壁紙・クロスでは日本独特の気候に耐えることができず、耐用年数を迎える前に剥がれ・浮き・継ぎ目の隙間などの劣化症状が現れやすいからです。

国産壁紙と輸入壁紙の違いは劣化のしやすさだけではなく 素材、機能・性能、デザイン性、サイズなども大きく違います。

より理想のお部屋に近付けるためには、国産壁紙と輸入壁紙それぞれの特徴を知ることが大切です。

国産壁紙の特徴

 主な素材

国産壁紙のほとんどは表面層にPVC (塩化ビニール樹脂)などを主な素材とするビニールシートに紙などを裏打ちした「ビニールクロス」と呼ばれるものになります。

現在さいたま市では9割以上の住宅で内装材としてビニールクロスが採用されています。

なお、国産壁紙には「のり付きタイプ」と「のり無しタイプ」2種類あります。

のり付きタイプとは、その名のとおり裏面層に でんぷん系の生のりが塗布されている壁紙のことです。

水溶性の生のりですので、生のりがしっかりと乾ききってしまう前の段階であれば 壁紙を貼る位置の微調整や張り直しを行うことができます。

ただし、時間が経つごとに少しずつ生のりが固くなっていきますので、のり付きタイプの国産壁紙を選ばれた際は、商品到着後より2週間~3週間以内に内装リフォーム・リノベーション工事が始められるよう日程を調節する必要があります。

一方、のり無しタイプとは、裏面層に生のりが塗布されていない壁紙・クロスになります。

のり無しタイプの壁紙・クロスを内装リフォーム・リノベーション工事に使用する場合、職人さん自らのりや両面テープなどを使って下地に壁紙・クロスを貼り付けていかなければなりません。

そのため、職人さんの腕次第で壁紙・クロスの仕上がりが決まってしまいます。

万が一に備えてリフォーム業者と契約を結ぶ前に必ずアフター保証についてしっかりと確認しておきましょう。

 機能・性能

夏は高温多湿、冬は低温低湿の独特な気候である日本では、耐久性が高く水を通さない国産壁紙を内装材として採用するのが主流となっています。

また、国産壁紙には日本独特の気候に対する優れた耐久性だけではなく、消臭・抗菌・抗ウイルス・防カビ・防汚・防湿など 安心・安全で快適な日常生活をサポートしてくれるものや、マイナスイオンや蓄光といった普段の生活に癒しやユーモアをもたらす驚きの機能・性能を持つ壁紙・クロスもあります。

日常生活を豊かにするための機能・性能を持つ壁紙・クロスは輸入壁紙には備わっておらず、日本独特の文化であるといえるでしょう。

ただし、国産壁紙を下地に貼り付ける際に使用される接着剤のなかにはシックハウス症候群や化学物質過敏症などを引き起こす有害物質が含まれている場合があります。

シックハウス症候群や化学物質過敏症による健康被害を防ぐためにもリフォーム・リノベーションを実施する前にリフォーム業者としっかり話し合うことが大切です。

 デザイン性

素材の特性上、細やかで多彩な細工処理を施すことができますので、おしゃれなマーブル模様、ほどよい凹凸感のエンボス加工、可愛いプリント柄、木目調やレンガ柄などのフェイクパターンなど お部屋の雰囲気やイメージ合わせてお好みのデザインを選ぶことができます。

また、シンプルな無地のカラーバリエーションも豊富ですので 2色づかいを意識したアクセントクロスによる内装コーデを楽しむのもおすすめです。

 サイズ

国産壁紙のほとんどが横幅およそ90cmと幅広サイズとされています。

しかし、国産壁紙は5cmほどを切りしろ部分として扱われるため 実際の横幅サイズは92cm~95cmほどあります。

内装リフォーム業者にとって幅広サイズの国産壁紙は、1回のリフォーム・リノベーション工事で壁紙・クロスを貼れる面積が大きくなるため 効率的かつスムーズにリフォーム・リノベーション工事を進めることができます。

また、国産壁紙の両サイドには「みみ」と呼ばれる余白が用意されています。

一見 不要にも思える「みみ」ですが、壁紙・クロスの継ぎ目箇所をナチュラルに仕上げられるため、木目調やレンガ柄など意匠性ある柄もの壁紙・クロスの施工時には欠かせない余白となります。

輸入壁紙の特徴

 主な素材

輸入壁紙には、パルプ・古木・ポリエステルなどを混ぜ合わせて作られるシート状の織物「フリース (不織布)素材」、パルプを原料とする洋紙や和紙・ケナフといった非木材紙を主成分とする「紙素材」の2種類ありますが、ここ数年はパルプを主成分とする紙の壁紙・クロスと比べ 破れにくく丈夫なフリース素材の輸入壁紙が主流となっています。

  • フリース素材の特徴

フリース素材の壁紙は裏面層が紙の壁紙とは違い、水に濡れても伸びにくいため のりを直接壁紙の裏面層に塗らなくても壁面の下地に直接のりを塗って貼り付けることができます。

引っ越しの際に住宅の原状復帰が必要な賃貸住宅では、張って剥がせるタイプの粉のりや両面テープなどを使用することで国産壁紙のビニールクロスの上に重ねて張り付けても剥がしたときに裏紙が壁に残ったりしませんので安心です。

フリース素材の壁紙は細やかな繊維を絡み合わせた布素材になりますので、ホルムアルデヒドといった有害物質「VOC (揮発性有機化合物)」が放散されず、シックハウス症候群や化学物質過敏症への対策にもなります。

  • 紙 素材の特徴

紙素材の壁紙はフリース素材の壁紙と比べると やや素材の強度や耐摩耗性などが劣りますが、レトロ感やヴィンテージ感など古き良きデザインが多く、紙本来の質感や風合いを味わうことができます。

紙素材の壁紙 裏面層にのりを塗ると少し伸びますので、壁紙とのりの水分を馴染ませる時間「オープンタイム」が必要となります。

また、のりが乾燥する際に壁紙が収縮しますので乾燥後の剥がれ・浮きなどを防ぐために接着力の強いのりを使うことをおすすめします。

なお、賃貸住宅にお住いの場合、張って剥がせるタイプの粉のりを使用することで 国産壁紙の上から壁紙を直接貼り付けることができますが、壁紙を剥がす際に裏紙が残ってしまう可能性がありますので ご注意ください。

 機能・性能

残念ながら、消臭・抗菌・抗ウイルス・防カビ・防汚・防湿といった国産壁紙のような優れた機能・性能は輸入壁紙にはありません。

しかし、輸入壁紙の主な素材は 日常生活でよく見かける繊維や紙になりますので 人体に有害な物質が含まれておらず、シックハウス症候群や化学物質過敏症による健康被害の心配もなく、アレルギーをお持ちの方がご家族にいらっしゃる世帯も採用しやすい壁紙・クロスと言えるでしょう。

ただし、すべての輸入壁紙が建築基準法で定められた性能区分「F☆☆☆☆」の評価を満たしているわけではありません。

必ずリフォーム・リノベーション工事を実施する前に建築基準法で定められた性能区分を満たしているかどうかを確認するようにしてください。

 デザイン性

輸入壁紙のデザイン性は非常に高く、ヴィンテージ感やアンティーク感を演出したい、大胆でインパクトある室内空間を出したいとお考えのご家族におすすめの壁紙・クロスです。

とくに天然素材系の木目調・レンガ柄・大理石や本棚・夜景などの再現性は非常に高く、本物と見間違うほどのリアリティさがあります。

大柄デザインの壁紙・クロスの多い輸入壁紙ですが、ストライプ柄や小さな幾何学模様などシンプルなデザインもたくさんあります。

また、DIY上級者のあいだでは輸入壁紙をテーブルやカウンターの天板に貼るといった壁紙・クロスのデザインを活かしたリメイクやアップサイクルが密かなブームとなっています。

 サイズ

輸入壁紙の横幅は平均48cm~53cmほどであり、国産壁紙よりも横幅が狭いのが特徴です。

内装リフォーム業者にとって1回のリフォーム・リノベーション工事で壁紙・クロスが貼れる面積が小さくなってしまう輸入壁紙は非効率的で手間暇がかかってしまうことから あまり好かれておりませんが、普段あまり壁紙・クロスに触れる機会の少ない一般の方にとっては非常に扱いやすいため、DIY向けの壁紙・クロスとして人気があります。

なお、輸入壁紙には国産壁紙のような「みみ」と呼ばれる余白がありません。

そのため、輸入壁紙を下地に貼る際は隣り合う壁紙・クロス同士を自身でピッタリと継ぎ合わせる必要があります。

国産壁紙と輸入壁紙におけるリフォーム費用の違い



国産壁紙によるリフォーム費用相場は 一般的にお手頃な価格の量産品であれば1㎡あたり750円~1,500円ほど、様々な機能・性能や特徴を持つ1000番台ならば1m2あたり950円~2,000円ほどになります。

ところが 輸入壁紙の場合、購入単価が1m単位である国産壁紙とは違い 1ロール・10m単位での価格となるため1㎡あたりの費用単価が国産壁紙よりも高くなります。

なお、メーカーや輸入壁紙の取扱店によって1ロールあたり2.5m巻きであったり、メートル単位の切り売りだったりします。

壁紙・クロスの張り替えリフォームに輸入壁紙を選択される際はご注意ください。

「m」と「㎡」の違いによってリフォーム費用が割高に。

壁紙・クロスの張り替えリフォームの見積もり書を確認すると、材料費の部分に「〇〇円 / ㎡ 」または「〇〇 / m」と表記されています。

「〇〇 / ㎡」とは、1平米 (縦1m×横1mの正方形の面積)あたりの単価を示しており、「〇〇 / m」とは、壁紙・クロス1mあたりの張り替えにかかる費用をそれぞれ示しています。

一見どちらも同じように見えますが 壁紙・クロスはトイレットペーパーのようなロール状になっており、このロールから1m取り出した壁紙・クロスの単価が「〇〇 / m」となります。

ここで注意したいのが「〇〇 / m」表記の見積もり書です。

国産壁紙と輸入壁紙の横幅サイズは それぞれ国産壁紙がおよそ90cm幅、輸入壁紙は平均48cm~53cm幅となっています。

では、見積書に「壁紙材料費:1,000円 / ㎡」と「壁紙材料費:1,000円 / m」と記載されていた場合、どちらがお得にリフォームすることができるのでしょうか。

答えはずばり、「m2」と比べて「m」単位のほうが 材料費が高くなります。

その理由は、壁紙の横幅が1mに満たないためです。

国産壁紙1mあたりの面積は「100cm×90cm=0.9m2」であり、1㎡分の壁紙・クロスを確保するためには より多くの長さが必要となり、結果「㎡」と比べて「m」単位のほうが 材料費が高くなります。

壁紙リフォームは内装業者とDIYどちらがお得?



壁紙・クロスの張り替えは 比較的失敗しにくい簡単なDIYになりますので、DIY初心者さんでも比較的安易に取り組むことができます。

しかし、DIYによるリフォーム・リノベーションはすべて自己責任となりますので、壁紙・クロスの張り替えに失敗してしまうと破れ・剥がれ・浮き・ムラなどが生じて残念な仕上がりとなってしまいます。

とくに壁紙・クロスを貼る前の下地処理に失敗してしまうと真っすぐキレイに貼り付けることができず、絵柄のズレや下地の段差が悪目立ちするといったトラブルを招く原因にもなります。

四季彩ホームでは、壁紙・クロスの張り替えリフォーム・リノベーションを「1200円/㎡~」にてご対応させていただいております。

もちろん、DIYによる内装リフォームが失敗してしまった場合のご相談も可能でございます。また、築年数の古い住宅では 経年劣化などによって壁の中の木材がひどくダメージを受けている場合がございます。

DIYによる修理・補修も可能ですが、住宅全体の耐久性や耐震性などに大きく係わる問題となりますので1度 専門家に壁の状態を確認してもらうことをおすすめします。

なお、四季彩ホームでは壁紙・クロスの張り替えリフォームを20万円以下で実施しておりますが、壁紙を剥がした際に壁の中の木材が腐っている、カビが発生している、雨漏りの跡が見られるといった問題が発覚した場合、追加費用が発生する場合がございます。

家族が幸せになれる快適な家づくりを実現する壁紙・クロスのリフォーム。



四季彩ホームでは、1953年創業の老舗 壁紙・クロスメーカー・サンゲツを中心に優れた機能・性能とおしゃれなデザインの壁紙・クロスをご用意させていただいております。

なかでも 和紙・織物など日本独自の美意識を取り入れた最高品質の壁紙・クロス、高い機能性とコーディネートのしやすさから医療・福祉、商業施設、ホテル・オフィスなど幅広い分野で選ばれているコントラクト向け不燃認定壁紙・クロスなどは国内外にて定評があります。

もちろん、リリカラやルノンといった他社製品の壁紙・クロス、海外メーカーの輸入壁紙による内装リフォームにつきましても ご相談をいただければご対応させていただいております。

この機会にご家族が幸せになれる住み心地の良い快適な家づくりを実現させるため、壁紙・クロスのリフォーム工事をご検討されてはいかがでしょうか。

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