住宅の豆知識

2021.04.06 住宅の豆知識

キッチンのリフォーム時に食洗機は導入すべき?



さいたま市では、子育て世帯や共働き世帯を中心に「あると便利なキッチン設備」として注目を集めている食洗機。

ところが、欧米諸国における食洗機の普及率は70%超であるのに対し日本での食洗機の普及率はわずか30%ほどと先進国のなかでも食洗機の普及率が非常に低くなっています。

なぜ、日本では欧米諸国と比べて食洗機の普及率がこんなにも低いのでしょうか。

その理由として、

  • 食洗機を使うよりも手洗いのほうが早い
  • キッチンに食洗機を導入するスペースが無い
  • 汚れ落ちや衛生面に不安がある
  • 光熱費が高くなりそう

などが挙げられます。

ここでは、食洗機なしと食洗機付きのキッチンでは暮らしにどのような違いがあるのか、食洗機を導入するメリットデメリット、キッチンリフォームの際に食洗機を導入する際にかかる費用相場などについてご紹介します。

食洗機とは



まずは「食洗機」についてご説明します。

食洗機とは、自動食器洗い機または食器洗い乾燥機と呼ばれているキッチン設備の名称を略した言葉になります。

これまでの食洗機は食事づくりで使用した調理器具、食事中に使用した食器類や箸・カトラリーなどを洗うことに特化した家電製品だったのですが、いまでは多くの食洗機に乾燥機能が搭載されており食器洗い後すぐに調理器具や食器類などを片付けることができる便利な時短家電として注目されています。

食洗機には大きく分けて2つのタイプがあります。

1つはシステムキッチンのキャビネット部分もしくはシンク下にある収納スペースに備え付けるビルドインタイプ、もうひとつは調理スペースやシンク脇の空きスペースに設置する据え置きタイプです。

ビルドインタイプの食洗機 特徴



ビルドインタイプの食洗機は、キッチンカウンター下にあるキャビネット部分もしくはシンク下のどちらかに設置されるため、キッチンまわりがスッキリし掃除・お手入れがしやすく使い勝手の良いキッチン空間となりますが、同時にキッチンまわりの収納スペースを犠牲にしなければなりません。

キャビネット部分に食洗機を設置する場合キッチンカウンターの奥行きを丸ごと使用することができますが、シンク下に食洗機を設置する場合は給排水の配管がありますので十分な奥行きと高さを確保することが難しくなりますが、下洗いした調理器具や食器類などをスムーズに食洗機に収納することができるのは魅力的です。

 サイズと食器容量

ビルドインタイプの食洗機には45cm幅と60cm幅 2つのタイプがあります。

基本的には設置スペースのサイズに合わせて適切な大きさの食洗機を選ぶことになるのですが、世帯ごとに家族の人数や普段の洗い物の量などが異なることから、同じサイズであっても底の浅いモデルと深いモデルがあったり、フライパンや鍋など大きいサイズの調理器具が入れられたりと様々な種類が用意されています。

〖ビルドインタイプの食洗機 サイズ目安〗

  • 45cm幅:食器容量 およそ5人分 (海外メーカーの場合:およそ7人~9人)
  • 60cm幅:食器容量 およそ7人分 (海外メーカーの場合:およそ10人~12人)

食器容量の多い食洗機は 本体のサイズが大きいため広々とした設置スペースが必要となります。

しかし、パーティ用の大皿やフライパン・鍋など大きいサイズの食器類と調理器具などをまとめて洗うことができますので、設置スペースに余裕がありましたら60cm幅のビルドインタイプの食洗機を設置することをおすすめします。

 扉の開き方

ビルドインタイプの食洗機は扉の開き方によっても使い勝手が大きく変わります。

電子レンジやオーブントースターと同じく取っ手を掴んで扉を手前に倒す前開きタイプの食洗機は、扉を開くために手前側に広めのスペースが必要になりますが、扉を開ける際に食洗機本体以上の高さを求められることはありません。

前開きタイプは扉を手前に引くとモノを置くスペースも一緒に外側に出てきますので調理器具や食器類の出し入れがスムーズです。

扉を手前にスライドさせて開くスライドタイプの食洗機は、フロント部分をキッチンと同じ色・柄にすることでキッチン全体に統一感が生まれ、まとまりのあるキッチン空間を演出できます。

扉が引き出しタイプの食洗機には 水の使用量を抑えられるモデルや庫内を見渡せるモデルが多く、ヒトと環境に優しいと選ばれています。

 設置方法

すでにお使いのキッチンにビルドインタイプの食洗機が設置されている場合 同じサイズの食洗機であれば取り外して交換することが可能です。

しかし、新たに食洗機を設置する場合はキッチンを丸ごと入れ替える、もしくはキャビネット部分・シンク下どちらかのスペースを利用して後付けすることになります。

ビルドインタイプの食洗機を新たに後付け設置する際は、キッチンを丸ごとあるいは一部分を取り換える設置工事が必須となります。

これからビルドタイプの食洗機を新たに設置しようとお考えであるならば、少しでもお得に設置工事ができるようキッチンリフォームと併せて実施することをおすすめします。

据え置き・卓上タイプの食洗機 特徴



据え置き・卓上タイプの食洗機は、キッチンカウンターや調理スペースなどの空きスペースに設置して使用するものになります。

日本では2013年以降、Panasonic以外に据え置き・卓上タイプの食洗機を製造・販売しているメーカーは無く、特別な事情がない限りPanasonic製品の中からご自身やご家族に合ったモデルを選ぶこととなります。

 サイズと食器容量

据え置き・卓上タイプの食洗機にはファミリー向けと大容量サイズと1人暮らしや2人暮らし向けのコンパクトサイズの2タイプあります。

ファミリー向けの大容量サイズは設置スペースを取りますが、そのぶん大きいサイズの食器類などを入れることができます。

コンパクトサイズの食洗機は40cm幅のものが多く設置スペースを取りませんが、サイズの大きな食器類を入れることができません。

3人以下の世帯であればコンパクトサイズの食洗機でも十分ですが、フライパンやまな板など1度にまとめて洗いたいとお考えならば、大容量サイズの食洗機を選ぶと良いでしょう。

 設置場所

据え置き・卓上タイプの食洗機を設置する場合、調理スペース、キッチン横の出窓、シンクの上など給排水の配管が近く電源に接続することができるキッチンの空きスペースに設置するのが基本となります。

据え置き・卓上タイプの食洗機にはタンク式モデルと分岐水栓モデルの2種類あるのですが、タンク式の食洗機は電源さえ確保することができればシンクなど水回りに配置しなくても使用できるため、キッチンに空きスペースが無い、キャンプ場やキャンピングカーで使いたいとお考えのご家族におすすめです。

ただし、タンク式の食洗機を使用する際は必ず排水ホースから流れ出す汚水への対策を事前に取っておくことが大切です。

分岐水栓モデルの食洗機を設置する際は、食洗機専用の分岐水栓を取り付ける水道工事が必須となります。

必要な道具があればご自身で設置することも可能ですが、温度調節がうまくいかなかったり蛇口本体が破損してしまったりする可能性があります。

分岐水栓を取り付ける際は専門家を頼ることをおすすめします。

食洗機を導入するメリット・デメリット



さいたま市では子育て世帯や共働き世帯を中心にキッチンリフォームと併せて食洗機を導入するご家族が増えています。

しかし、実際に食洗機を導入された世帯のうち、なんと3割以上の世帯で食洗機を導入したものの、ほとんど使用されていないことが分かっています。

これから食洗機を導入しようとお考えのご家族は、食洗機を導入することでどのようなメリット・デメリットがあるのか事前に確認しておくことをおすすめします。

食洗機を導入するメリット

  • 家事の時短が可能

手洗いとは違い、専用の洗剤を入れてボタンを押すだけで調理器具や食器類などに付着した汚れを洗い落とすことができる食洗機は、キッチン作業にかかる時間を短縮することができる便利なキッチン設備のひとつです。

とくに小さなお子さまのいる世帯や要介護・介助者のいる世帯にとって、家事にかかる時間を短くすることができる食洗機はたいへん重宝します。

  • 光熱費を節約できる

食洗機を導入すると電気代や水道代が高くなってしまうのではないかと不安に感じているご家族もたくさんいます。

しかし、実際に食洗機と手洗いにかかる光熱費を比べてみると、汚れが付着した調理器具や食器類などを1つずつ洗い落としていく手洗いでは洗い終わったあとのすすぎを行う際に大量の水を使用することになります。

しかし、食洗機は庫内に溜めた水を循環させて効率よく調理器具や食器類などを洗うため、手洗いと比べて使用水量が抑えられ節水・節約に繋がります。

  • 手荒れ対策になる

毎日の食器洗いや手洗い、アルコール消毒などにより手のうるおいが失われてしまうと肌のバリア機能が弱まり、ひび割れ、カサつき、小さな発疹など手荒れの症状が現れることがあります。

手荒れを防ぐには「予防」と「ケア」が大切なのですが、お湯を使う機会が増える冬場の食器洗いは洗剤と大量のお湯により手荒れが悪化しやすくケアが追い付きません。

しかし、食洗機を導入することで手荒れの原因であるアレルゲンや刺激を遠ざけることができ手荒れを防ぐことができます。

  • 除菌・消臭効果で衛生的

食洗機と手洗いの大きな違いは衛生面です。

手洗いでは洗い落とすことが難しい細かな汚れやガンコな油汚れを60℃以上のお湯と強力な噴射力で隠れた汚れも残さずしっかり洗い落とすことができ、カビや雑菌が繁殖しにくい環境を作りだすことができます。

さらに、食洗機を使用することで汚れだけではなく調理器具や食器類などに染みついた食材や料理のニオイまでもすっきり消すことができますので、いつでも新品のような調理器具や食器類などを使用することができます。

食洗機を導入するデメリット

  • 食洗機に対応していないモノは洗えない

食洗機専用の洗剤や熱の影響を受けやすいもの、急激な温度変化や衝撃に弱いものなど一部の調理器具や食器類などは食洗機での洗浄・乾燥を利用することができません。

そのため、食洗機に対応していない調理器具や食器類などを調理・食事の際に使用した場合は手洗いする必要があります。

  • 食洗機に入れる前に下洗いが必要

食洗機はグレードによって若干の機能・性能に違いがあります。

しかし、お茶碗にこびり付いたご飯やギトギトの油汚れなどはグレード問わず食洗機だけでは完全に洗い落とすことはできません。

食洗機を使用する際は、必ず下洗いを行ってから利用するようにしましょう。

  • 洗い終わるまでに時間がかかる

食洗機で調理器具や食器類などを洗う場合、平均1時間ほどかかります。

先ほど使った調理器具をいますぐ使いたいと思っても食洗機が洗い終わるまでじっと待たなければなりません。

ご家族の生活時間に合わせた食洗機の使い方をしないと使いたいときに使えないなど不便を感じることがありますので食洗機を使うタイミングには注意が必要です。

  • 洗っている最中の音が気になる

リビングやダイニングと一続きになっているキッチンでは、食洗機の音が気になってしまうことがあります。

とくに据え置き・卓上タイプの食洗機はメーカーやモデルによって食洗機の音が大きい場合があります。

在宅勤務でテレワーク・リモートワークに取り組んでいる場合、食洗機を使用するタイミングを誤ってしまうと音が原因で仕事や勉強に支障を来してしまう恐れがあります。

  • 定期的に庫内の掃除・お手入れを行う必要がある

食洗機には油汚れや水あかなど様々なタイプの汚れがたっぷりと付着しています。

そのため、食洗機の掃除・お手入れを怠ってしまうとカビや雑菌の温床となるだけではなく、害虫が住みついて繁殖を始めてしまう可能性があります。

食洗機の庫内に白いカス汚れが現れたら酸性の洗剤で落とし、ベタつく油汚れはアルカリ性の洗剤でキレイに洗い落としてください。

黒いシミのような汚れはカビが発生しているサインになりますので、漂白剤を使って落としましょう。

とくに庫内のニオイやカビの原因になりやすい残菜フィルターの掃除は忘れやすいので目詰まりを起こさないよう定期的に汚れを取り除く必要があります。

食洗機の後付けや交換にかかる費用



食洗機にはビルドインタイプと据え置き・卓上タイプの2種類あります。

どちらのタイプの食洗機を導入するかによって設置費用は大きく変わってきますが、キッチンリフォームと併せて食洗機の導入をお考えであるならばビルドインタイプがおすすめです。

キッチンリフォームと併せてビルドインタイプの食洗機を導入した場合、導入する食洗機のメーカー、サイズ、機能・性能などによって異なりますが 食洗機本体の購入費用と設置費用を合わせて10万円~20万円以上かかります。

なお、リフォーム業者のなかには食洗機が標準で着いてくるキッチンリフォームを提案されることもあります。

このような場合システムキッチンのグレードは高いのに食洗機のグレードは低いといったケースもありますのでご注意ください。

いまお使いのビルドインタイプの食洗機を新しいモデルの食洗機と交換をご希望の場合も同じように食洗機本体の購入費用と交換工事費用を合わせて10万円~20万円ほどの設置費用がかかります。

ただし、交換を希望する食洗機と現在ご使用中の食洗機のサイズやタイプが異なる場合、別途工事費用が発生する可能性がございます。

据え置き・卓上タイプの食洗機を導入する場合、食洗機本体の購入費用と設置費用のほかに食洗機と水道を繋げるための分岐水栓工事費用が必要となります。

また、キッチンに食洗機を置くスペースが無い場合 食洗機専用置台を設置するための工事が必要となります。

キッチンリフォームの際は食洗機の導入もご検討されてはいかがでしょうか。



料理をするのは好きだけれど、調理後・食後の後片付けがとても面倒に感じることはありませんか。

四季彩ホームでは、これまで以上に料理や食事が楽しめるようキッチンリフォームと併せて食洗機の導入をご提案させていただいております。

食洗機を導入することで家事の時短、光熱費の節約、食器洗いの負担・ストレスの軽減などに繋がります。

キッチンリフォームと併せて食洗機を導入すべきか、既存のキッチンに食洗機を後付けすることができるかなど、食洗機に関するお悩みやご相談等ございましたら、ぜひ四季彩ホームまでご連絡ください。

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