住宅の豆知識

2021.03.04 住宅の豆知識

省エネ・エコブームで注目を集める遮熱塗料とは?



昨今の異常気象の影響により省エネ・エコ意識が高まりつつあるさいたま市では、ジメジメとした蒸し暑い夏や防寒具が手放せないほど寒い冬でも快適な暮らしを実現できる省エネ住宅に憧れるご家族が増えています。

しかし、さいたま市では住宅の断熱性を向上させるリフォーム工事を実施するだけでも200万円~300万円ほどの工事費用が掛かるため、予算の都合上 住宅全体を丸ごと省エネリフォーム・リノベーションすることは難しいとお悩みのご家族も少なくありません。

そこでさいたま市では省エネ・エコリフォームに関心のあるご家族を対象とする「スマートホーム推進・創って減らす」機器設備補助金制度を実施することで少しでも多くのさいたま市民が省エネリフォーム・リノベーションを行えるようサポートしています。

なかでも、既存住宅の屋根面を対象とする高遮熱塗料による塗装工事太陽から降り注ぐ日射エネルギーを効率よく反射することで室内の温度上昇を抑える省エネ効果が期待できると注目を集めています。

ここでは、昨今の省エネ・エコブームによりさいたま市民のあいだで注目を集める遮熱塗料とは一体どのような塗料なのか詳しくご説明します。

遮熱塗料とは



太陽の放射エネルギーは波長によって「紫外線」「可視光線」「赤外線」3つの光線に分けられます。

これまでは屋根・外壁塗装を劣化させて住宅全体の耐久性を低下させてしまう紫外線から大切な家族とお家を守ることを目的とする樹脂を配合した紫外線に強いシリコン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料、無機塗料などが開発されてきました。

しかし、昨今の異常気象や気象災害などをきっかけに脱炭素化に対する意識が高まりつつある現代日本では、省エネ・エコに対する関心が強くなっています。

そこで埼玉県やさいたま市では、物質に吸収されることで熱エネルギーを発生させて温度の上昇させる赤外線対策として開発された特殊な機能性塗料を使用した省エネリフォームを補助金・助成金制度の対象としています。

赤外線を効率よく反射させて住宅・建築物が受ける熱ダメージを軽減させることができる遮熱塗料は、住宅・建築物の耐久性を向上させて長寿命化に繋げることができるほか、近年さいたま市を含む九都県市にて深刻な問題となっている地球温暖化の防止、輻射熱・人工排熱によるヒートアイランド現象の緩和、熱中症対策といった夏の暑さ対策としても一役買ってくれるのではないかと高い関心を集めています。

屋根・外壁塗装工事に遮熱塗料を選ぶメリット



 屋根・外壁の表面温度の上昇を抑える

日射を効率よく反射することができる遮熱塗料を屋根・外壁塗装時に選ぶことで、屋根材・外壁材の表面温度が平均9℃前後下がり室内の温度を2℃~3℃ほど下げることができます。

その結果、猛暑や酷暑のような夏の時期でも室内に与える影響を最小限に抑えることができ、室内の温度を快適に保つことができます。

 ヒートアイランド現象の緩和

周囲の気温を上昇させてしまうヒートアイランド現象は進行することで真夏日・熱帯夜の増加、集中豪雨などの異常気象の増加、熱中症患者の増加など健康と暮らしを脅かす深刻な問題を招きます。

なかでも日射の反射率が低い住宅など建築物の屋根・外壁は大気中に熱が放出される対流顕熱や熱放射・伝導熱が大きいため何の対策も取らずにいるとヒートアイランド現象の進行を促す原因となります。

現在さいたま市などではヒートアイランド現象の緩和策として、屋根・外壁塗装工事の際に遮熱塗料を使用した世帯に対し補助金・助成金の給付を行うことでヒートアイランド現象の抑制を行っています。

 節電効果による省エネ・エコ効果

遮熱塗料を使用することで室内の温度が平均2℃~3℃ほど低くなります。

その結果、必要以上にエアコンを使用する頻度が減り電気代を大幅に節約することが可能となります。

経済産業省 資源エネルギー庁によると、エアコンの設定温度を27℃から28℃に設定することで年間およそ10%の電気代を節約することができるだけではなく、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素排出量を14.8kg削減することができるとしています。

屋根・外壁塗装時に遮熱塗料を選択することで夏場の室温上昇が抑えられるだけではなく、節電・省エネ効果も同時に得ることができます。

 熱による住宅の劣化を防ぐ

屋根・外壁などの建材は日射の反射率が低いため効率よく日射を跳ね返すことができません。

しかし、遮熱塗料を使用することで日射の反射率が向上し屋根・外壁の表面温度が上昇するのを抑えられ熱エネルギーによるひび割れなどの劣化を最小限に抑えることができます。

遮熱塗料は太陽から降り注ぐ熱エネルギーの影響を直接受ける外壁・屋根を守ることで劣化の進行具合を遅らせ建材と塗料の耐用年数を長持ちさせることで住宅の長寿命化に繋がります。

遮熱塗料の種類と選ぶポイント



発売から既に20年以上経過している遮熱塗料ですが、耐用年数と費用のバランスが良いシリコン塗料や幅広い外壁材に使用できる紫外線に強いラジカル塗料と比べるとあまり認知度は高くありません。

遮熱塗料の認知度が低い理由として、省エネ効果が得られる理屈が分かりにくい、遮熱効果に関する情報が氾濫していることなどが挙げられます。

そこで2017年11月、日本塗料工業会は工業標準化法に基づき「塗膜の熱性能-熱流計測法による日射吸収率の求め方」を制定することでJIS K 5675 (屋根用高日射反射率塗料)が塗料として要求されている性能を光学的な方法によって規定されることで日射の吸収によって生じる熱量から日射吸収率を測定評価する基準が設けられました。

その結果、遮熱塗料の遮熱性能を評価できるようになり、日射反射機能以外の断熱性や放射性など様々な遮熱機能に関わらず、日射によって塗膜上に生じた熱量のうち住宅内部に通過する熱量として塗膜の遮熱性能を星の数でランク付けすることで以前よりも安易に比較評価することが可能となりました。

遮熱塗料のランク

屋根用遮熱塗料における日射侵入比はJIS K 5603規格によって測定されます。

室内の温度を上昇させる原因である赤外線が屋根の塗膜に触れることで熱になって室内に侵入する数値を1.0とし、0から100までの塗膜の色相値(L値)によって決まります。

遮熱塗料のランク 遮熱効果 遮熱性能基準レベル
1つ星ランク 0.8以下 0.8≧η>0.6
2つ星ランク 0.6以下 0.6≧η>0.4
3つ星ランク 0.4以下 0.4≧η

※ 日射侵入比:η= 1.2 - (塗膜の色相値〖L値)〗) / 100

現在日本国内では地域景観を維持するため95%以上の一戸建て住宅の屋根にL値40以下の暗い色の塗料が使用されています。

マンションや工場などの屋根は近隣住民への反射影響が少ない比較的明るい色の塗料が使用されています。

遮熱塗料のランクは塗膜の色相値 (L値)と塗膜の日射侵入比によって決められており、塗料の色が明るいマンションや工場のL値は80以上、一戸建て住宅のL値は40以下となります。

一般的に白のような明るい色は光を反射する働きがありますが、黒のような暗い色は光を吸収する働きがありますので、L値40以下の暗い色の塗料を屋根塗装時に使用してしまうと太陽から降り注ぐ赤外線をたっぷりと吸収して住宅内部に熱エネルギーを侵入させてしまう原因となります。

とくに一戸建て住宅の場合、景観法などにより屋根塗装を行う際は比較的暗い色の塗料を選ばなければならず、白などの明るい塗料を選ぶことができません。

しかし、遮熱塗料ならば赤外線を反射させる特殊な顔料成分が含まれていますので、屋根塗装時に暗い色の塗料を使用しても効率よく赤外線を反射することができ住宅内に熱エネルギーが侵入することはありません。

ただし、住宅における屋根・外壁塗装の際に使用される暗い色の遮熱塗料の多くは公表されている遮熱効果の数値よりも低い場合が多いです。

遮熱塗料の効果を最大限発揮したいとお考えならば、景観法に触れない程度の落ち着いた淡彩色の塗料を選ぶことをおすすめします。

まずは遮熱塗料による屋根塗装から省エネ対策を始めてみませんか。



遮熱塗料の耐用年数は15年~20年と比較的長く、遮熱性のほかに低汚染性、防藻性、防カビ性、透湿性など様々な機能性も持ち合わせています。

しかし、遮熱塗料の施工費用は1㎡あたり2,200円~3,700円と高く、冬場は室温が低くなる可能性がある、お住いの環境や塗装業者の技術力などによって十分な遮熱効果が発揮できないなどのデメリットがある点も忘れてはいけません。

四季彩ホームでは、日本ペイントが販売する遮熱塗料「サーモアイシリーズ」を使用した屋根塗装の実績がございます。

遮熱塗料を使用した屋根・外壁塗装工事に関するお悩みや気になる点などございましたら、ぜひ四季彩ホームまでお気軽にご相談ください。

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