住宅の豆知識

外壁塗装でセンスを良く!いま流行りのおしゃれな外観スタイルとは?

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外壁には屋根と共に紫外線や風雨などの厳しい自然環境から生活環境を守るという大切な役割がありますが、ほかにもご家族のプライバシー保護や外部からの騒音を遮断するなど屋根よりも多くの機能・性能が求められる最重要ポイントでもあります。

しかし、お家の外壁にはもう1つ忘れてはならない肝要な役割があります。

それは「家の顔」としてご近所さんやお家の前を通る歩行者などに好感を持ってもらうことです。

お家の外観のなかで最も多くのヒトの目に触れる機会の多い外壁は知らず知らずのうちにお家の前を通る歩行者などにその家に暮らしているご家族の第一印象を無意識に伝えています。

どんなに清潔感のある笑顔がステキな人物であっても経年劣化や自然災害などによってボロボロのお家に住んでいては周囲から清潔感の無いだらしない人物に見られてしまうことも少なくありません。

四季彩ホームでは、経年劣化や自然災害などでダメージを受けてしまった外壁をいま流行りのおしゃれな外観スタイルへと変身させてご家族とお家の第一印象をアップさせる外壁塗装リフォーム術をご提案させていただいております。

さいたま市で人気の塗料の種類と色



「家の顔」である外壁をおしゃれにリフォームしたいけれど、塗料の種類や色がたくさんあってどの色の塗料を選べば良いのか悩んでしまい、なかなか決められないとお悩みのご家族もたくさんいます。

そこで、さいたま市にて人気の高い塗料の種類とカラーバリエーションを3つずつご紹介します。

〖2020年-2021年〗人気の高い塗料の種類

  • シリコン塗料

種類とカラーバリエーションが豊富なシリコン塗料は、取り扱っているメーカーや塗装業者も多く四季彩ホームでは1㎡あたり2,000円~3,000円と比較的お手頃な価格で外壁塗装工事を行っております。

シリコン塗料の耐用年数は8年~12年と平均的ではありますが、耐候性・高防カビ・高耐汚染・可撓 (かとう) 性・透湿性など優れた機能性を併せ持っていますので定期的にお手入れすることで外壁を長持ちさせることができます。

しかし、ひとくちに「シリコン塗料」と言ってもその種類は様々であり、シリコン樹脂が持つ性能を最大限発揮することが可能なシリコン含有量の高い塗料もあれば、シリコン樹脂の含有量が少なく十分に性能を発揮することができないグレードの低い塗料もあります。

塗料メーカーによってシリコン樹脂の配合量などが異なりますので、外壁塗装にシリコン塗料を使用する際は価格と機能性を確認するようにしましょう。

  • フッ素塗料

フッ素塗料は外壁塗装に使用される塗料のなかで最も高額な塗料となりますので、さいたま市では今のところ一戸建て住宅などの塗り替え工事の際に使用されるケースは低いですが、今後フッ素塗料の価格が下がってくれば一般のご家庭でも普及する可能性が高いとされています。

一般的に外壁塗装に使用される塗料の耐用年数は10年前後と言われていますが、フッ素塗料の耐用年数は平均15年~20年とシリコン塗料の1.5倍の耐久性を誇ります。

ほかにも耐候性・耐熱性・親水性・高耐汚染性・低汚染性・防カビ性、防藻性、防水性 (耐水性)など優れた機能性を持ち合わせています。

しかし、フッ素塗料は1㎡あたり4,100円~6,300円と施工費用が高く、1度フッ素塗装を行ってしまうと次回以降フッ素塗料以外の塗料を使用した外壁塗装工事ができなくなってしまいます。

フッ素塗料を用いた外壁塗装を行う際は事前にフッ素塗料のメリット・デメリットを確認しご家族できちんと話し合ったうえで使用するかどうかを決めるようにしましょう。

  • ラジカル制御塗料

ラジカル制御塗料とは、さいたま市にて最も人気の高いシリコン塗料のデメリットを克服した次世代塗料として2010年に販売されたばかりの新しい塗料です。

ラジカルとは、塗料に含まれる顔料に酸素、水、紫外線などが触れることで生じる劣化因子のことであり、外壁に生じる劣化症状のひとつ「チョーキング現象」の多くはラジカルによって発生しています。

ラジカル制御塗料には高耐候酸化チタンと光安定剤が配合されており、この2つの成分によってラジカル発生の原因となる樹脂そのものが破壊されチョーキング現象の発生を抑えることが可能となりました。

ラジカル制御塗料は耐久性こそフッ素塗料に劣るものの、1㎡あたり2,500円~4,500円と比較的お手頃な価格で施工が可能であり、塗料としての機能性はシリコン塗料と同等であることから近年需要が高まっています。

〖2020年-2021年〗最新の人気塗料カラー

  • ブラウン系

どっしりと落ち着いた印象を与えるブラウン系の塗料は、高級感や上品さを演出できる色として人気があります。

ブラウン1色でまとめたいとお考えであるならば、赤みがかったブラウンやダークブラウンなど温もりや重厚感あるブラウン系の塗料で仕上げると大人っぽく落ち着いた印象となります。

ほんの少し遊び心をプラスしたいとお考えならば、歩行者の目を引くようにさりげなくグリーン、オレンジ、ホワイトなど明るい色をアクセントカラーとして玄関や雨どいなどに用いるとセンスの良いオシャレな外観に仕上がります。

  • ブルー系

濃淡によって住宅の第一印象が大きく変わるブルー系の塗料は、水色などの明るいトーンであれば爽やかで清潔感ある印象となり、ネイビーなど暗いトーンになると知的で誠実な印象を与えることができます。

さいたま市では暗い紫みのブルーや濃い緑みのブルーなど暮らしにうるおいと安らぎを与えてくれる落ち着いた雰囲気のブルー系が人気となっています。

ブルー系1色でまとめるのも良いですが、雨どいなどの付帯部にホワイトをプラスするとスッキリとした爽やかな印象となります。

明るめのブルー系の塗料を選ばれた際はブラウン系の塗料で付帯部を塗装するとメリハリの効いたおしゃれな外観に仕上がります。

  • グレー系

都会的な印象を与えるグレー系の塗料は、汚れが目立ちにくくデザイン性も高いことから老若男女問わずたいへん人気の高い色となっています。

とくにシンプルモダンな雰囲気のお家と相性が良く、明るさによって様々なバリエーションが可能であるため景観法に違反することなくおしゃれな外観に仕上げることができます。

ただし、グレー1色でまとめてしまうと地味で味気ない外観となってしまいますので、色の濃淡に合わせてベージュ、ホワイト、ブラックなどを指し色として雨どいなどの付帯部や玄関にプラスするとおしゃれでハイセンスな外観に仕上がります。

屋根・外壁塗装と景観法について

2007年10月、さいたま市は都市景観形成のマスタープランとなる「さいたま市都市景観形成基本計画」を策定し、市民・事業者・行政が協力し合い優れた都市景観形成の推進を提示しました。

これをきっかけに、さいたま市では一戸建て住宅や集合住宅を問わず屋根・外壁・付帯部などの塗り替えを行う際、ブラウン系、ブルー系、グレー系など落ち着いた色の塗料が選ばれる機会が増えるようになりました。

しかし、屋根・外壁塗装工事の際、本当は清潔感のあるホワイト系、幅広い外観デザインと相性の良いベージュ系やアイボリー系など明るく柔らかな色の塗料を使用したかったが、さいたま市が策定する景観法に触れてしまわないかと心配で好みの色の塗料を選ぶことができなかったご家族も少なくありません。

2004年に制定された景観法とは、日本の都市・農山漁村などにおける良好な景観の形成を促進することを目的に2004年に策定された比較的新しい法律です。

景観法の強制力は建築基準法など建物に関する法律と比べるとあまり強くはありませんが、お住いの地域の良好な景観を保全するために定められたルールを破ってしまうと条例違反となり罰則を受ける可能性があります。

四季彩ホームでは「さいたま市都市景観形成基本計画」に則り、屋根・外壁塗装工事に使用する塗料の色を景観誘導区域ごとに定められた景観色彩基準内でご用意させていただき、施主様ご家族のご希望やご要望にお応えしております。

思わず目を引くセンスの良い外壁デザイン



外壁塗装工事では少し色使いやデザインを変えるだけで住宅全体の雰囲気が大きく変化します。

たとえば、ホワイト1色で塗った外壁にアクセントとして赤やネイビーなど濃い色の塗料を付帯部にプラスすることで全体的にぼんやりとした印象だった外観がポイントカラーによってキュッと引き締められ、よりセンスの良いおしゃれな外観へと生まれ変わります。

2色の塗料を使い1階と2階で塗り分ける「ツートン」を取り入れることで重厚感ある上品な外壁を演出することができますが、ほかにも住宅のかたちに合わせて2色の塗料を縦に塗り替えて洗練された外壁デザインに仕上げたり、ベランダや出窓など凹凸部分のみを他の色で塗り替えて立体的に見せたりすることもできます。

また、外壁塗装のほかに住宅の外観デザインをおしゃれにする方法として、外壁にタイルやレンガなどを用いてアクセントをつける、プチアートを取り入れるなどの方法もございます。

なお、外壁塗装工事にて使用される塗料の耐用年数は選んだ塗料の種類などによって異なりますが平均10年ほどになります。

次回の塗り替えまでの10年間、そのままの外観デザインで日常生活を過ごすこととなりますので、のちのち『あっちの色にしておけばよかった』『こっちのデザインのほうがおしゃれだったかも』と後悔しないよう、現在の外壁デザインをどのようにおしゃれな外壁デザインへと変身させたいか日本塗料工業会が発光している色見本帳、カラーシミュレーション、色板などを参考にきちんとご家族で話し合うことが大切です。

2021年大注目のおしゃれな外観スタイル



現在お住いの住宅をセンス良くおしゃれな外観へと生まれ変わらせるためには、屋根・外壁塗装工事に使用する塗料の色や外観デザインだけではなく、住宅全体の雰囲気やイメージをしっかり決めておくことも大切です。

さいたま市では、これまで都会的で落ち着いた雰囲気のシンプルモダンな外壁スタイルが根強い人気となっていましたが、ここ数年は型に嵌まらない自分らしい外観スタイルを選ばれるご家族が増えています。

  • シンプルナチュラル

自然豊かな地域であれば自然界にある暖かな色合いやレンガ・石・木目調など自然を感じさせる素材を取り入れると周囲の環境と調和のとれたナチュラルシンプルな外観スタイルに仕上がります。

オフホワイト、アイボリー、ブラウン、ベージュなど鮮やか過ぎず落ち着いた色の塗料をベースにすることでよりナチュラルな印象を持たせることができます。

  • 和モダン

日本らしい和風の要素を住宅全体にプラスしたいときは、アースカラーやモノトーンなど自然環境に馴染みやすい色の塗料を選び、三州瓦や地元産の木材など日本を感じさせる和素材を取り入れることで手軽に和風の雰囲気を持たせることができます。

  • 欧米スタイル

プロバランスやアメリカンといった欧米テイストの外観スタイルに仕上げたいとお考えであるならば、さいたま市の景観法に触れないよう鮮やか過ぎない明るく落ち着いた色合いのホワイト系・グリーン系・イエロー系・ブラウン系の塗料をベースにすると良いでしょう。

プロバランス風に仕上げるのであればアイボリー・ベージュ・ライトブラウンなど自然との調和を考えた色合いの塗料を選ぶことをおすすめします。

また、屋根材に暖色系のスパニッシュ瓦、外壁材にはレンガ柄やストーン柄、アクセントにテラコッタタイルなどをプラスするとさらに南欧の雰囲気を出すことができます。

アメリカンな雰囲気の外観スタイルをご希望の場合は、ハンドメイド感とカントリー感を出すため比較的明るく落ち着いたグリーン系やイエロー系の塗料を選ぶと良いでしょう。

また、鎧張りや横ストライプの外壁材、ブラウン系やグレー系のストレート屋根などを設けることでよりアメリカンな雰囲気を出すことが可能です。

  • いま流行りのシンプルモダン

モノトーンを中心とした直線的ですっきりとしたデザインのシンプルモダンな外観スタイルはそのままにほんの少しアレンジを加えたい場合は、レンガ・タイル・木目・金属など色や質感の異なる異素材の外装をプラスすることで温かみのある外観スタイルに仕上げることができます。

お家の外壁はご家族とお家の第一印象を決めてしまう重要な要素です。



「家の顔」とも言われる外壁は、ご家族が安心・安全で快適な日常生活を過ごせるよう紫外線や風雨などから生活空間を守る、ご家族のプライバシーを保護する、外部からの騒音を遮断するなど大切な役割がありますが、もう1つ お家の前を通る歩行者などに外壁を通じてそのお家に暮らしているご家族の第一印象を無意識に伝えるという肝要な役割も担っています。

さいたま市では景観法に触れぬよう落ち着いたブラウン系、ブルー系、グレー系などの塗料を用いたシンプルなデザインの外壁塗装をご希望されるご家族が多いですが、せっかく外壁を新築同然に塗り替えるのであれば1階と2階で異なる色の塗料を使ったツートンカラーや外壁材のデザイン性を活かした無色透明な塗料を用いたクリアー塗装などトレンド感あるおしゃれな外壁に仕上げセンスの良いトレンド感ある外観デザインに仕上げるのもおすすめです。

四季彩ホームでは施主様ご家族のご希望・ご要望に沿った外壁塗装工事を心掛けております。

ぜひ外壁塗装工事についてお悩み等ございましたらお気軽にご相談ください。

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