住宅の豆知識

2020.07.17 住宅の豆知識

犬・猫との暮らしを充実させるペットリフォームのポイント

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近年、ペットとの暮らしによりQOL (クオリティ・オブ・ライフ)を高めることができるとして子育て世帯や高齢者世帯を中心に注目を集めています。

ところが、さいたま市内で実際にペットと暮らしている世帯の多くが、「飼育にかかる出費が負担に感じる」「近隣住民とのトラブルが増えた」「ニオイや汚れが気になる」などの悩みを抱えています。

犬・猫の寿命は平均10年~15年ほどと短いですが、ヒトと同じようにイタズラや病気・ケガをすることもあります。

もちろん、ペットも年齢を重ねることで次第に身体機能や体力が衰えていくため老年期を迎えると介護が必要になることも少なくありません。

そこで、ヒトとペットが安心・安全に暮らせる快適な住環境づくりに役立つペットリフォームのポイントをご紹介いたします。

ヒトとペットに優しい壁材・床材に変更



ひと昔前までは屋外で犬や猫などのペットを飼育するのが一般的でしたが、現代では

「ペットも大切な家族の一員である」

という考えが浸透しつつあり、毎日の健康管理や安全面への配慮などから室内で飼育される飼い主さんも増えています。

しかし、室内でペットを飼う場合、内装材へのキズ・汚れ対策、ペット特有のニオイ対策、鳴き声・騒音対策などをしっかり行っておかないと、お家の寿命が短くなる、近隣住民からの苦情が増える、ストレスによる体調不良や問題行動が起こりやすくなるなど様々な住宅トラブルを引き起こす原因となります。

ペットの室内飼いによる住宅トラブルを回避するには、お迎えするペットの種類や性格に合わせてお部屋の壁材・床材を目的に合わせてリフォームするのがポイントです。

壁や床へのイタズラ対策

とってもイタズラ好きのヤンチャな性格でお困りの飼い主さんは、キズに強い壁材・床材にリフォームするのがおすすめです。

なかでも「表面強化」と「防キズ性」2つの機能を持ち合わせた壁材は、一般的な壁材よりも衝撃やキズに強いため、住宅へのダメージを最小限に抑えることができます。

床材には、エンボス加工が施された表面強化のクッションフロアを選ぶと良いでしょう。

表面に凹凸を作ることでヒトだけではなくペットの歩行を安定させることができます。

また、程よいクッション性もありますので犬・猫の小さな足腰の関節にかかる負担を軽減し、ヘルニアなどの病気リスクも抑えられます。

さらに、表面強化により爪によるキズや引っかき跡が付きにくく、お手入れもしやすいため長く床材をキレイに保つことができます。

ペット特有のニオイ対策

お迎えするペットの種類や性別などによって変わりますが、これから室内飼いで犬・猫との暮らしを楽しみたいとお考えのご家族は、お部屋に充満しやすいペット特有のニオイを軽減するためのリフォームを実施しましょう。

防臭によるニオイ対策をお考えならば、優れた消臭のある珪藻土や本漆喰などの天然素材を使った塗り壁がおすすめです。

ただし、珪藻土と本漆喰では消臭効果に若干の違いがあります。

珪藻土は生活臭や有害物質を吸着し脱臭・除去を得意としていますが、本漆喰はカビ・細菌を分解する能力に長けています。

換気によるニオイ対策が可能であれば、壁材に本漆喰を選ぶと良いでしょう。

反対に換気によるニオイ対策が難しく、ニオイや湿気がこもりやすい場合は消臭・調湿効果に優れた珪藻土を選ぶと快適な住環境を実現することができます。

なお、天然素材である珪藻土と本漆喰は衝撃やキズに弱い壁材のため、壁の下側にキズ・汚れに強い腰壁を必ず設置しましょう。

また、昨今の室内飼いブームにより現在では消臭機能を持つペット対応クッションフロアも増えています。

壁材だけではなく消臭効果のある床材も取り入れ、室内に充満するペット特有のニオイが蓄積されるのを最小限に抑えていきましょう。

ペットの鳴き声と屋外の騒音対策

甘えん坊な性格や臆病な性格のペットを室内で飼っている飼い主さんにとって、ペットの鳴き声や足音は近隣住民とのトラブルに発展する最大の原因となる深刻な問題です。

ペットが発する音による近隣住民とのトラブルを防ぐためには、遮音・防音対策を徹底することがポイントです。

ペットが室内を走り回る音が響く、歩くたびにフローリングから音が鳴るなど足音の防音対策をしたい場合は、遮音性能LL-45以上のクッションフロアがおすすめです。

床衝撃音の防音レベルを表すL値は、数値が小さければ小さいほど遮音性能が高くなります。

たとえ夜中にペットが走り回っても微かに聞こえるけれど気にならないレベルにまで音を抑えることができます。

外出時ペットが鳴いて困っている飼い主さんは、ペットの鳴き声が漏れないように壁材の防音対策も一緒に行いましょう。

ペットの鳴き声が屋外に漏れないようにするには壁材の吸音性能を高めると良いでしょう。

ただし、吸音性能はあくまで音を吸収して音の反射を防ぐものですので室内の音漏れや屋外からの音の侵入を防ぐためには防音性能も一緒に高めることがポイントになります。

お風呂嫌いのペットも安心して入浴できる浴室リフォーム



室内飼いのペットと一緒に海や山などでレジャーを楽しんだときやお散歩から帰ってきたときは、お家のなかを泥だらけにされないように玄関やお庭で足をキレイに拭いたり洗ったりしている飼い主さんも多いのではありませんか?

一戸建て住宅であれば、ペットをお迎えするタイミングに合わせて事前に玄関やお庭にペット用の足洗い場を設置しているお家もたくさんありますが、マンションなどの共同住宅ではこうしたペット専用の足洗い場を設置しているところは少なく、お部屋に入れる前に1度ペットをお風呂まで抱きかかえて汚れた足をキレイに洗ってあげる必要があります。

お風呂好きなペットであれば、足を洗っている最中に暴れたり逃げ出したりすることはありませんが、お風呂嫌いなペットの場合「お風呂」という空間に近付くことを極端に嫌がるため、足を洗っている最中に逃げ出したり暴れたりと一苦労です。

そこで、四季彩ホームではお風呂嫌いなペットが足を洗っている最中に逃げ出してしまうのを防ぐためドア付き浴槽へのリフォームをご提案しています。

浴槽の側面に大型犬1匹分が通れるサイズのドアが設置されており、そこからペットを浴槽に入れられるのでペットを安全に浴室内に移動させることができます。

浴槽に扉が付いているとヒトが入浴したときにドアの隙間からお湯が漏れ出てしまうのではないかと不安になってしまいますが、浴槽に張ったお湯が隙間から漏れ出ないように扉は内開きとなっており、お湯の水圧によってドアのパッキン部分に圧がかかるためお湯が漏れ出してしまうことはありません。

また、ドア付き浴槽は入浴介護時の負担軽減や浴室内での事故防止などのメリットも多く介護・介助シーンで注目を集めている浴槽でもありますので、住宅のバリアフリー化をご検討中のご家族にもおすすめです。

お風呂と合わせて行いたいお部屋の汚れ対策

お風呂で身体の汚れをキレイさっぱり落としたのも束の間、壁に身体をゴシゴシこすりつけたり、粗相して床を汚したり、壁や床に水やごはんをこぼしたりとどんどんお部屋を汚していきます。

お部屋が汚れてしまうとせっかくお風呂でキレイになったペットの身体も汚れてしまいます。

そこで、お風呂のリフォームと合わせて壁材と床材を汚れに強く掃除のしやすい「防汚」と「撥水」2つの性能を持ち合わせた内装材に変更しておくことをおすすめします。

また、昨今の内装材はペットの汚れだけではなく、一般の壁紙では落ちにくい油汚れや手あか、タバコのヤニ汚れなども水拭きでサッと落とせるタイプも増えており、さいたま市では壁や床掃除が手軽にできると子育て世帯や共働き・高齢者世帯からも人気の高い内壁材となっています。

また、消毒用アルコールによる消毒やお手入れが可能な内装材であれば、新型コロナウイルス対策をはじめ様々なウイルス・細菌対策も可能となり、つねにお部屋の衛生環境を清潔に保つことができます。

犬と猫それぞれに合ったリフォーム工事を行う



ひとくちに「ペット」と言っても、犬・猫・ハリネズミ・ウサギ・インコなどたくさんの種類がありますが、日本ではペットといえば犬と猫を指すことが多く、さいたま市内にあるリフォーム会社では「ペットリフォーム=犬・猫向け」が一般的となっています。

しかし、犬と猫とでは性格や身体能力などに大きな違いがあるため、ペットリフォームを依頼する際には犬と猫それぞれの飼い方に合ったリフォーム工事を行うことが大切です。

犬との暮らしを充実させるリフォーム術



とっても人懐っこくて飼い主に忠実な犬との暮らしを充実させるコツは、犬が好きなことと苦手なことを知ることが大切です。

ただし、犬種によって好きなことが苦手だったり、苦手なことが好きだったりすることもありますので、それぞれの特性や性格に合わせたペットリフォームを行うことがポイントです。

【犬種共通】犬が好きなこと、苦手なこと

  • 好きなこと
  • ・身体を動かす
    ・穴掘り
    ・狭くて薄暗い場所

  • 苦手なこと
  • ・家族とのコミュニケーション ・独りぼっち
    ・前足でモノを掴む
    ・体温調節

犬向けペットリフォームアイディア

犬種問わず身体を動かすことが大好きな犬との生活を充実させるには、散歩だけではなくお家のなかでもたっぷり動き回れる回遊動線を用意することがポイントです。

ごはんスペースを中心にリビング・ダイニングから廊下までをスムーズに行き来できるように仕切りを無くす、もしくはペットドアを設置しておくと良いでしょう。

キッチンなど危険な場所には出し入れ自由なペットゲートを設置しておくと予期せぬ事故やケガを防ぐことができます。

また、股関節への負担を軽減しヘルニアなどの病気を予防するため、床材には滑りにくく身体への負担が少ない素材を選ぶようにしましょう。

仕事や学校などで長時間お家を空けることが多いご家庭の場合、不安な気持ちが少しでも和らぐように犬の目線の高さに合わせた見晴らし窓を設置する、独りぼっちでも落ち着いてリラックスできる専用スペースを用意してあげると安心してお留守番することができるでしょう。

ただし、犬は体温調節が苦手なため、犬が快適に過ごせる室温を維持できるよう空調設備を充実させることも忘れてはいけません。

猫との暮らしを楽しむリフォーム術



マイペースで自由気ままな猫との暮らしを楽しむコツは、猫の習性や行動を理解することがポイントです。

猫にも性格という個性があります。しかし、品種によって大きく個性が変わることはなく、好きなことや苦手なことはほぼ共通しています。

【品種共通】猫の好きなこと、苦手なこと

  • 好きなこと
  • ・自由
    ・高いところ
    ・日向ぼっこ

  • 苦手なこと
  • ・身体がスッポリ隠れる狭い場所 ・縄張りに侵入されること
    ・自由が利かない
    ・不潔なところ

猫向けペットリフォームアイディア

自由を好む猫との暮らしを楽しむコツは、猫を退屈させないように高いところに運動できる仕組みを作ってあげることです。

お家を支える躯体の梁を利用したキャットウォークや2階への動線にもなるキャットステップなどお家の躯体や間取りを活かしたペットリフォームは特におすすめです。

また、猫がお家のなかを自由に動き回れるように猫専用の渡り廊下やペットドアも併せて設置しておくと、猫の肥満防止やストレス解消に効果的です。

爪とぎや縄張りを主張する行為「スプレー」など猫の習性よる住宅へのダメージを防ぎたい場合は、猫が好む安定性のある硬い爪とぎ柱をお気に入りの場所に設置しておくと良いでしょう。

スプレーによる汚れ・ニオイ対策としてキズ・汚れに強い腰壁の設置やお手入れしやすい消臭・撥水性のある内壁材を採用すると掃除がしやすくなり蓄積臭も防ぐことができます。

日中、猫が気持ち良く日向ぼっこできるよう窓の前にある台座の幅を広めにしておくと、外の世界を観察しながらゴロゴロお昼寝ができるお気に入りの場所となるでしょう。

ただし、飼い主さんの留守中にカーテンにジャレ付いてカーテンやカーテンレールが破損してしまう恐れがありますので、外付けのブラインドシャッターを設置してトラブルを未然に防ぐと良いでしょう。

ヒトとペットが安心・快適に暮らせる住環境づくりを目指しましょう。



ペットとの暮らしはQOLを高めるとして、さいたま市でも子育て世帯や高齢者世帯を中心に注目を集めています。しかし、ペットをお迎えしたからと言って直ぐにQOLが高まるわけではありません。

ヒトとペットがお互いに良い関係を築いてこそ初めてQOLが高まるのです。

四季彩ホームではヒトとペットが共に安心・快適に暮らせる住環境づくりをお手伝いするため、ペットの性格や習性、行動に合わせたリフォーム工事をご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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