住宅の豆知識

2020.03.05 住宅の豆知識

外壁塗装の適切な工期とは?気になる天気との関係性

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お家の外壁には、お家の外観を美しくキレイに見せる美観効果だけではなく、紫外線・雨風・雪・台風などの厳しい自然環境からお家を守る大事な役割があります。

しかし、外壁の表面をコーティングしている塗料の大半が10年で耐久性が衰え始めるため、外壁の機能性を維持するためには定期的に外壁塗装を行わなければなりません。

ところが、外壁の塗り替えを依頼したくても外壁塗装工事の適切な工事期間がどのくらいなのか分からず、「工期中、日常生活に支障が出てしまうのではないか」「雨が降ったら工期が延長したり、追加料金が発生したりするのではないか」など、不安や心配を抱えている施主様ご家族もたくさんいます。

そこで今回は、さいたま市にて外壁塗装工事を行った場合の適切な工事期間と天気との関係性についてご説明します。

外壁塗装工事の適切な工期



外壁塗装工事の工期は、その日の気温・天候、現在の外壁の状態などによって異なりますが、一般的な戸建て住宅であれば平均7日~10日間程度を目安に作業が行われます。

しかし、さいたま市では外壁塗装工事と合わせて屋根の塗装工事も同時に行う施主様も多く、平均工期が14日間とやや長めです。

なぜ外壁塗装だけではなく、屋根塗装も同時に行う必要があるのかと疑問に思われるかもしれませんが、つねに紫外線や雨風にさらされている外壁と屋根のメンテナンス時期は、どちらも築10年が目安となっており、同じタイミングで塗装工事を行うことで外壁材・屋根材の耐用年数を最大限まで引き上げることができます。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリット



外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合、「外壁塗装のみ」と比べて1週間ほど工期が長くなります。

しかし、工期が長くなってしまう代わりに、

  • 人件費、足場の設置費用が1度で済む
  • 工期の短縮、ランニングコストを抑えられる
  • お家の外観デザインのバランスが整い、美観性が高くなる

など、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことでさまざまなメリットを得ることができます。

四季彩ホームでは、外壁塗装と屋根塗装を同時にご依頼される施主様もたくさんいらっしゃいます。

施主様ご家族の希望・要望を踏まえつつ、外壁塗装工事の工事日程と工期、塗装工事期間中に注意していただきたいことを担当者より丁寧にご説明させていただき、ご納得いただいたうえで外壁塗装工事を行っております。

外壁塗装工事の工期と作業日程について



外壁塗装の工期は、塗装工事の工程・作業内容と密接な関係にあります。

一般的な外壁・屋根塗装工事であれば、1日1工程を目安に平均14日間ほどで作業を終えることができますが、

  • 外壁と屋根に加え、雨どいなどの付帯設備の塗装も同時に行う
  • 塗装面の損傷・劣化具合によって下地処理に時間がかかる
  • 特殊な塗料による塗装工事を依頼した

など、特別な事情等がある場合、通常よりも工期が長くなることがあります。

基本的な外壁塗装工事のフローチャート

1.工事請負契約を交わす



外壁塗装と屋根塗装の塗り替え工事を行う場合、リフォームトラブルを未然に防ぐため「工事請負契約書」を交わす必要があります。

工事請負契約書とは、施主様ご家族が塗装業者に外壁塗装工事の依頼をすることを証明するための書類になります。

契約書を交わすことで塗装業者は契約書に記載された内容の工事を行う義務が生じ、それを怠ると法律違反を犯したことになります。

また、工事請負契約書のほかに「請負契約約款」「請負代金内訳書」「請求書」「保証書」などの書類も併せて用意すると安心です。

契約書を交わす前に色選びを行うこと



工事請負契約書にサインをする前に、塗装を希望する箇所と合わせて「塗料の色」も決めておくとよいでしょう。

まれに、塗装工事中に「イメージと違う」などの理由から塗料の色を変更される施主様もおられますが、工事の途中で塗料の色を変更されると、新たに塗料をメーカーから取り寄せなければならず、工期に遅れが生じてしまいます。

塗料の色選びは、お家の外観デザインを大きく左右する重要なポイントですので、契約書を交わす前にきちんと塗装業者と色の打ち合わせを行うことが大切です。

2.近隣住民へのご挨拶



外壁・屋根塗装工事中は、足場の組み立て、塗装時に生じるニオイや飛び散り、自動車の出入りなどが盛んになるため、どうしても近隣住民の皆様にご不便・ご迷惑をおかけしてしまいます。

塗装工事によるご近所トラブルを未然に防ぐため、

  • 塗装工事の工期
  • 塗装工事が始まる時間と終わる時間
  • 土日祝日も工事を行うかどうか

などを、塗装業者もしくは施主様ご自身で工事着工前に近隣住民の皆様に説明する必要があります。

3.足場の架設



外壁塗装工事1日目にあたる「足場の架設」は、効率的かつ安全に塗装工事を行うために必要な工程です。

足場の組み立てが終わったら、塗料の飛散を防ぐ養生やメッシュシートなどを取り付けます。

足場の架設時、どうしても金属の大きな音が鳴り響いてしまうため、ご近所さんに小さなお子様のいるご家庭や高齢の方、夜勤職の方がおられる際は、近隣住民への挨拶まわりの際に足場の組み立て時に大きな音が鳴ることを合わせて伝えておきましょう。

なお、足場の架設を行う場合、「足場の組立て等作業主任者」の資格が必要となります。

この資格を持っていない塗装業者に塗装工事を依頼してしまうと、足場の組立て専門業者に頼んで足場を組み立ててもらわなければならないため、工期に遅れが生じます。

4.塗装面の洗浄



外壁塗装工事2日目は「洗浄作業」になります。

つねに紫外線や雨風など厳しい自然環境にさらされている外壁や屋根の表面には、空気中を漂うホコリや泥汚れ、こびりついたコケ・カビ・藻などがたっぷりと付着しています。

また、築年数の長いお家の場合、劣化した塗膜によるチョーキング現象が起こっている可能性があります。

このような汚れが付着した状態で塗装工事を行ってしまうと、塗装面に塗料をピッタリと密着させることができず、塗料の性能を最大限発揮させることができません。

また、仕上がりにも悪影響を及ぼすため、塗装面に付着している汚れなどは高圧洗浄機やバイオ洗浄剤などを使って、キレイに洗い落としてもらいましょう。

洗浄後は、水分をたっぷり含んだ塗装面を中までしっかりと乾かす必要があります。

乾かす時間は、その日の天候や気温にもよりますが、短ければ半日、長ければ1日~3日ほど乾燥日が設けられる場合があります。

5.下地処理



高圧洗浄やバイオ洗浄などで落とせなかった古い塗膜やサビなどの頑固な汚れが見られる場合、職人さんが手作業で丁寧に汚れを落としていきます。

下地処理の工程では、塗装面の汚れを落とすだけではなく、サンドペーパーなどを使って塗装面に細かな傷を作って塗料の密着性を高めたり、木材が傷んで毛羽立った部分やボード材の剥がれを滑らかにしたりする作業も含まれています。

また、外壁にひび割れやコーキングの劣化などがみられる場合、きちんと補修してから塗装工事を始めないと、塗料の機能性を十分に発揮させることができません。

下地処理にかかる日数は、外壁・屋根材の種類や状態によって異なりますが、短ければ半日~1日、長ければ数日かかります。

6.養生



足場の架設と合わせて行った養生は、塗料の飛散防止や職人さんの落下防止などが主な目的でした。

しかし、この工程で行われる「養生」は、塗装してはいけない給湯器、玄関ドア、窓サッシ、自動車・バイク、植栽、エクステリアなどに塗料が付着しないようにビニールシートや養生テープなどで丁寧に覆い保護することが目的となります。

養生後は、塗装工事を終わるまで、窓を開けて換気をしたり、雨戸・シャッターなどを動かして室内に明かりを取り入れたりすることができなくなります。

なお、冷暖房の室外機に施す養生は、通気ができる専用のカバーを使って養生を行いますので、工期中も冷暖房を使用することが可能です。

なお、塗装業者さんによっては、窓や雨戸などを開閉できるように工夫して養生を施してくれる場合があります。

リビングやお風呂場など、どうしても窓・雨戸を開けたいときは、現場担当者もしくは職人さんに相談されると良いでしょう。

7.塗装作業



養生を終えたら、いよいよ塗装作業に入ります。

塗装作業は、主に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程で行われます。

下塗り

塗装面の洗浄や下地処理などの作業を終えたあと、最初に塗料を塗る作業を「下塗り」と言います。

下塗り作業で使用される塗料は、透明や白といった薄い色が多く、しっかりとムラなく塗装面に塗ることで外壁材や屋根材の表面を整えて強化することができます。

下塗りの主な役割は、

  • 上塗りの密着性を高める
  • 外壁材への上塗りの吸い込みすぎを抑える
  • 上塗りの発色を良くする
  • 細く小さなヒビ割れを補修する

などのメリットを得ることができます。

下塗りの工程は、外壁・屋根塗装工事のなかでも省略することのできない重要なポイントになります。

下塗りの重要性を熟知した信頼できる塗装業者に依頼することが大切です。

中塗り

下塗り作業を終えたあと、しっかりと塗料が乾いたことを確認したら、仕上げ用の塗料による「中塗り」が行われます。

中塗りの主な役割は、

  • 下地の最終調整
  • 上塗りの仕上がりを美しくする
  • 塗装自体の強度を上げる

この3つです。

経年劣化などによって下地が凸凹している場合、下塗り作業だけでは滑らかな塗装面を作ることができないことがあります。

しかし、中塗りを行うことで塗膜の厚みが増し、下地の凹凸をカバーすることができ、滑らかでキレイな塗装面を作ることができます。

ただし、中塗りをキレイに仕上げるためには、各塗料メーカーが定めた塗料の調合・塗布量、乾燥時間などの施工要領書に記載されている通りに作業を進めることがポイントとなります。

とくに工期を短縮しようと乾燥時間を規定よりも短くしてしまうと、塗装後に不具合が発生する可能性があります。

中塗りを終えたら、しっかりと塗料を乾燥させてから次の工程に進むことが大切です。

上塗り

中塗り作業後、いよいよお家の外観デザインを大きく左右する塗装作業「上塗り」を行います。

上塗りの工程では、外壁・屋根の塗装作業に加え、破風板・軒天・雨どい・換気扇フードなど付帯設備の塗装も併せて行うのが一般的です。

上塗りの主な役割は、

  • 塗料に厚みを持たせて美観性と耐候性を高める
  • 紫外線や風雨などの厳しい自然環境から下地を守る
  • 中塗り乾燥後に生じた気泡を埋めて均一な仕上がりにする

この3つになります。

まれに工期短縮のため1日のうちに中塗りと上塗りを同時に終わらせてしまう塗装業者もいますが、完全に乾ききっていない塗料の上に塗料を新たに重ねて塗ってしまうと、塗料本来の機能性を十分に発揮させることができず、仕上がりも悪くなってしまいます。

また、中塗りと同じ材質・色の仕上げ用塗料を上塗りに使用することで、年数が経過したあとの色ムラを防ぐことができ、さらに塗膜に十分な厚みを持たせることができます。

しっかりと外壁・屋根を保護したいとお考えの施主様ご家族は、中塗りと上塗りを同じ材質・色の塗料を選択されることをおすすめします。

8.点検・手直し



全ての塗装工程が終了したら、施工会社または塗装を担当した職人さんによる自主点検が行われます。

自主点検では、塗装工事を行った外壁・屋根に塗り残しや塗りムラがないかを隅々までチェックし、気になる点を発見したら必要に応じて手直し工事を行います。

手直し工事を行う場合、必ず施主様に手直し箇所を確認していただき、どのような手直し工事を行うのかの説明をします。

ただし、見積もりに含まれていない箇所の塗装・手直し工事は行うことができませんので、塗装を希望されるポイントは全て見積もりに含めておくようにしましょう。

9.足場の解体・後片付け



足場の架設から点検・手直し工事までの工程を全て終えたことを確認したら、足場の解体・撤去、塗装工事に使用した道具などの片付けを行います。

足場の解体・撤去時、外壁をこすってしまい塗装が剥がれるといったトラブルが発生する場合があります。

このようなトラブルに見舞われないためにも、塗装工事終了後と足場の解体・撤去作業後に塗装チェックを行うことをおすすめします。

10.住宅周辺の清掃・引き渡し



塗装工事に使用した足場や養生シートなどを撤去後、足場解体中に動かしたモノを元の場所に戻し、玄関やお庭など自宅周辺の清掃が行われます。

施工会社や職人さんによっては、塗装工事にご協力いただいた近隣住民への挨拶を行ってくれる場合があります。

住宅周辺の清掃と近隣住民へのご挨拶を終えたあと、無事塗装工事が完了したことを施主様にお伝えし、引き渡しとなります。

引き渡し時、塗装工事の仕様に応じて保証書の発行・請求書の提出が行われます。

外壁塗装工事の工期と天気の関係性



外壁・屋根の塗り替えを依頼する際、気になるのが工期の遅れです。

塗装工事の工期は、外壁塗装のみならば平均7日~10日ほど、外壁と屋根塗装を同時に行う場合は平均14日前後が一般的です。

ところが、経年劣化が著しく補修に時間がかかる、乾燥に時間がかかる塗料を使用した場合、工期に遅れが生じることがあります。

なかでも、天気や季節の影響による塗装工事の工期遅延は、多くの塗装業者や施主様ご家族を悩ませる原因のひとつとなっています。

しかし、1年を通して比較的降水量が少なく、冬でも晴れる日が多いさいたま市は、ほかの地域と比べると比較的天気に恵まれた地域のため、天気の崩れによる工期の遅れとは無縁だと思われている施主様も多いのではないでしょうか。

しかし、近年の異常気象により台風や前線などの影響により、さいたま市内でも風水害による被害が多発しており、外壁塗装工事の工期に影響が出てしまうことがあります。

天気による工期の遅延で追加費用は発生するのか



外壁塗装は、天気や気候の影響を大きく受けやすい屋外工事のひとつですが、たとえ天気や気候の影響により工期に遅延が生じたとしても、施主様に追加費用を請求することはありません。

多くの塗装業者では、塗装工事前に施主様と工事請負契約書を取り交わしています。

この契約書には「工期に関わらず、契約した金額・作業内容にて塗装工事を完了させる」という内容が記されており、どのようなトラブルが生じたとしても工期の遅延による追加費用を施主様に請求することはありません。

ただし、工事請負契約書に記載されていない塗装工事には追加費用が発生しますので、契約を取り交わす前に職人さんにお家を隅々までチェックしてもらい、正しい見積もりを出してもらいましょう。

外壁塗装工事の適切な工期と金額は住環境によって変わります。



塗装工事は、一般的に外壁塗装のみならば平均7日~10日程度、外壁と屋根を同時に塗り替えるならば平均14日間前後となります。

天気や天候により、予定よりも工期に遅れが生じる場合もありますが、家族が安心して暮らし続けることができる家を守るために必要な日数ですので、もっと短い期間で塗装工事ができると言われた場合は注意しましょう。

四季彩ホームでは、さいたま市の気候・風土に合わせた塗装工事プランをご提案しております。

ぜひお気軽にご相談ください。

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