住宅の豆知識

リフォームの参考に!システムキッチン人気メーカー3社の特徴をご紹介

  • 住宅の豆知識


お家にも寿命があるように、キッチンにも寿命があります。

キッチンの寿命は平均10年~15年であり、外壁・屋根などの外観の耐用年数とほぼ同じです。

もちろん、普段のお手入れや定期的なメンテナンスを行うことで、いまお使いのキッチンを15年以上使い続けることもできます。

しかし、キッチンの寿命とはあくまで“本体”の耐用年数を表すものですので、ガスコンロやレンジフード、水栓などのキッチン周辺の設備機器の寿命は含まれません。

ガスコンロやレンジフードなどのキッチン周辺の設備機器は、10年以上経つと不具合や故障が生じやすくなるため、四季彩ホームではキッチンの寿命が近付いてきたら「リフォーム」も選択肢のひとつとして考えることをお勧めしています。

ですが、キッチンのリフォームは決して安い買い物ではないため、デザイン性や機能性ばかりを重視してしまうと以前よりも使い勝手の悪いキッチンになってしまう場合があります。

そこで今回は、さいたま市民のあいだで高い支持を得ているシステムキッチン人気メーカー3社の特徴をご紹介します。

料理好きな男女を中心に高い人気を誇る「クリナップ」

日本で初めてシステムキッチンを開発したメーカーとして知られるクリナップは、厨房・浴槽・洗面機器などの水回り設備商品に注力する1949年創業の老舗住宅機器メーカーです。

毎日キッチンに立つ人の目線に立ち、細部にまでこだわって作り込まれているクリナップのシステムキッチンには、サビに強い金属「ステンレス」が採用されており、丈夫で使い勝手が良く掃除がしやすいキッチンとして料理好きな男女を中心に選ばれています。

また、クリナップのシステムキッチンの多くがガスコンロとHIクッキングヒーターが一体化された「ハイブリッドコンロ Dual Chef (デュアルシェフ)」の設置が可能であり、本格的なグリル料理や炒め物を作りたいときはガス弱火でじっくりコトコト煮込みたいときや保温目的で使用したいときなどはIHと目的に応じて使い分けることができるのも魅力のひとつとなっています。

クリナップ人気No.1 システムキッチン「STEDIA (ステディア)」

1983年の発売以来、根強い人気を誇っていたクリンレディのグレードアップ版として2018年9月に発売された「STEDIA (ステディア)」は、

  • デザイン性の高い扉カラー全38色を用意
  • ワークトップ(作業台)に独特な流れ模様が美しい「コーリアン」が追加
  • フロアキャビネットの収納力がパワーアップ

など、デザイン性・機能性・素材がクリンレディよりも充実しており、これまで以上に理想のキッチンづくりが可能となりました。

もちろん、クリンレディの持ち味であった「目に見えないキッチンの構造・側面・底面にまでステンレス素材を使用」と「シンク内を流れる水を科学し考案された“流レールシンク”の採用」は、ステディアになったあとも受け継がれています。

木造構造のシステムキッチンと比べて耐用年数の高いステディアは、きちんとお手入れすることでニオイや汚れが付きにくく、キッチンの衛生環境を保つことができますので、ヒトと環境に優しい長寿命なシステムキッチンへのリフォームをお考えのご家族におすすめのメーカーです。

機能性とデザイン性に優れたホーローキッチンが人気「タカラスタンダード」

1912年創業のタカラスタンダードは、キッチン・給湯器・浴室などの総合住宅設備機器の製造・販売を行っている老舗メーカーです。

タカラスタンダードといえば、熱や湿気に強いホーロー素材を採用したシステムキッチンが人気を集めており、子育て世帯を中心に人気を集めています。

ホーローとは、鉄などの金属にガラス質の釉薬を塗り焼き付けたものです。

タカラスタンダードでは、金属の表面に凹凸を付けることでガラス質との密着度を高めているため、お鍋に使用されているホーロー素材よりも耐久性が高く、何年経っても購入したときと変わらないキレイな状態を保つことができます。

タカラスタンダード人気No.1 システムキッチン「レミュー」

タカラスタンダードの最高傑作とされるシステムキッチン「レミュー」は、リフォーム費用70万円以上のハイグレードな製品になります。

キッチン本体を入れ替えるリフォームの費用相場が50万円~150万円ですので、70万円以上のレミューは費用相場のなかでもやや高めの価格となるのですが、なぜか子育て世帯のあいだでは「エーデル」や「リテラ」といったスタンダード製品ではなく、レミューが選ばれています。

レミューが子育て世帯から人気を集めている理由は、デザイン性・収納力・お手入れのしやすさなど、仕事・家庭・子育てに追われ、毎日を忙しく生きる現代日本人が台所仕事をスムーズに進められるよう、ギュッとこだわりを詰め込んだ最新システムキッチンだからです。

なかでも、調理中の洗う・切る・捨てる3つの作業をスムーズに進めることができる「家事らくシンク」は、レミューのみに搭載されている機能であり、3層のユーティリティシンクと合わせて使うことでより効率的に作業を進めることが可能です。

静音使用なので、家族が眠っている早朝・深夜の時間帯にキッチンを使っても大きな音が立たないところも魅力のひとつとなっています。

使い心地の良い独自の機能性が主婦の心を鷲づかみ「LIXIL (リクシル)」

1949年創立のLIXIL (リクシル)は、年齢や性別問わず誰もが使いやすいと感じる快適なシステムキッチンづくりを目指している日本最大手の住宅設備メーカーです。

品質・価格・デザイン性などのバランスが丁度良く、さいたま市にあるリフォーム会社や工務店からの信頼も高いため、キッチンリフォームの選択肢のひとつとしてリクシルのシステムキッチンを選択されるご家族も少なくありません。

リクシルのシステムキッチンは、手をかざすだけで吐水・止水を行う「ハンズフリー水栓」、シンクを使うだけで排水口がキレイになる「くるりん排水口」、レンジフードへの油汚れの侵入をブロックする「よごれんフード」など独自開発の便利な機能が搭載されており、共働き世帯や高齢世帯を中心に支持を得ています。

LIXIL人気No.1 システムキッチン「リシェルSI」

リクシル最高峰と謳われる「リシェルSI」は、細部にまでこだわって作り込まれた機能性とデザイン性に優れたハイグレードなシステムキッチンです。

“料理を楽しむキッチン”をコンセプトに誕生したリシェルSIは、キッチンの雰囲気や使用者の使い心地などに合わせてワークトップ・シンク・水栓などをご家族で自由に選択することができます。

もっとも人気の組み合わせは、

  • ワードトップ:セラミック
  • キャビネット:ステンレス
  • シ ン ク :ハイブリッドクォーツ
  • 水   栓 :ハンズフリー

であり、熱やキズに強く、汚れを気にすることなく調理に集中することができると幅広い世代から人気となっています。

また、リシェルSIにはリクシルが研究に研究を重ねて開発した「らくパッと収納」が採用されています。

らくパッと収納は、これまでの70%ほどの力で引き出しを開くことができるだけではなく、収納底面積がリクシルの従来キッチンと比べて約1.5倍の広さとなっており、さらに使用頻度や調理器具のサイズに合わせて3つの収納スペースが用意されているので、より効率的でスムーズな調理を行うことが可能です。

キッチンリフォーム成功のカギは様々な種類のキッチンを見ること



キッチンリフォームは決して安い買い物ではないため、リフォームを依頼する前にきちんと家族で話し合うことが大切です。

さいたま市内にはシステムキッチンのショールームや住宅展示場などがいくつもありますので、キッチンをどのように活用したいのかが思い浮かばないときや家族で意見がバラバラになってしまったときは、こうした場所に足を運び、実際に自分の手で触れてみるのがおすすめです。

四季彩ホームでは、キッチンリフォームに関するご相談を行っています。

ご家族で意見がまとまらず困っている施主様は、ぜひこの機会にご相談ください。

▼このページをシェアできます