住宅の豆知識

2019.11.21 住宅の豆知識

台風による浸水被害を防ぐには?家庭で出来る浸水対策

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冬でも晴天が続き、1年を通して降水量の少ないさいたま市ですが、昨今の異常気象による台風による大雨や集中豪雨により、市内を流れる河川の氾濫や道路の冠水、下水道の排水機能低下などが原因で大切なお家が浸水被害に見舞われるケースも少なくありません。

お家が浸水してしまうと、衛生面の悪化による感染症やお家の経年劣化を早める原因となるため、浸水被害に遭わないよう、事前の対策が必須となります。

現在、さいたま市では年々増加傾向にある浸水被害による人的・住家被害を食い止めるため、老若男女問わず家庭で出来る家屋の浸水対策の方法を提案しています。

そこで今回は、さいたま市が推進する台風による浸水被害を防ぐための家庭で出来る浸水対策をご紹介します。

土のうを設置して水の浸入を防ぐ

都市化の推進や集中豪雨の多発により浸水被害が増加傾向にあるさいたま市では、河川の氾濫や道路の冠水による住家への浸水被害を防ぐため、土のうによる事前対策が必須とされています。

埼玉県の一部地域では、住民が自主的に警戒・防止することを目的に誰でも自由に使用できる「土のうステーション (簡易土のう置き場)」を市道5373号線や仙波河岸史跡公園などに設置しています。

土のうステーションには、つねに1袋15kgの土のうが約70袋用意されているのですが、住民であれば誰でも無料で使用することができるため、すぐに無くなってしまいます。

また、お住いの地域によっては土のうステーションが設置されていない場合もありますので、台風や集中豪雨などによる浸水被害を最小限に抑えるためには、ご家族で協力して土のうの設置を行うことが大切です。

土のうの準備と設置方法

水や土砂の流れをせき止めてくれる土のうは、玄関などに設置することで浸水被害を防ぐことができるだけではなく、庭土が外へと流れ出てしまわないように食い止める役割もあります。

土のうの作り方はとっても簡単なので、台風や集中豪雨に備えて事前に何袋か準備しておくと良いでしょう。

土のうの作り方

[必要なもの]

  • 土のう袋 ※10~20枚ほど
  • シャベルまたはスコップ
  • 軍手
  • 長靴
  • 土 ※1袋あたり約25kg前後

[手順]

  • 1.軍手と長靴を装着したら、土のう袋を広げて土を入れていきます。
  • 2.袋に対して7割~8割ほど土を入れたら、袋の端にある紐を引っ張り、くちを絞ります。
  • 3.絞ったくちにグルグルと数回紐を巻き付けたら、巻き付けた紐の内側に紐の端をねじ込みます。
  • 4.紐が緩んでしまわないように、ギュッと固く縛ったら完成。

土のうの設置方法

玄関などに土のうを設置する場合、水が流れてくる方向に土のうの側面が来るように横一列に並べます。

袋のくちが上になるように横向きに置くことがポイントです。

土のうの上面を平らにしたら、土のうを半分ずつずらして上に積み上げていきます。

隙間を作らないように積み上げた土のうの高さが均等になるように積み上げることが大切です。

お家の近くに排水路がある場合、ご近所さんと協力して排水路のまわりを土のうで囲んだり、排水路の上に土のうを直接乗せて水が溢れないようにすると良いでしょう。

土のうの準備が間に合わない場合

小規模な浸水や土のうの準備が間に合わない場合は、「水のう」を準備しましょう。

水のうとは、家庭用の大きなゴミ袋を2、3重に重ね、そのなかに水を半分程度入れてくちを固く縛った簡易土のうのことです。

水のうをたくさん作り、隙間なく並べていくことで土のうと同じ効果を発揮します。

また、水のうを段ボール箱に入れたものをたくさん連結させて玄関などに設置すると、水のうの強度が増し、土のうに近い浸水対策を期待することができます。

ほかにも、土をたっぷり入れたプランターをビニールシートでしっかりと巻き込み、連結させたものを並べるという方法もあります。

最近では、保管・備蓄性に優れた軽量タイプの土入れ不要な土のうも出回っています。

このようなタイプの土のうは、土や水の代わりに吸水材が使用されているため、乾いた状態で持ち運び並べたら、上から水をかけ3分ほど待てば立派な土のうとなります。

子どもや女性、高齢者の方々も安心して使用することができますので、一人暮らしの女性や高齢者を中心に人気を集めています。

敷地内にある駐車スペースを透水性舗装にする

昭和30年ごろのさいたま市は、畑などの緑地が多かったこともあり台風や大雨によって道路が冠水することはありませんでした。

しかし、現代のさいたま市は都市化の推進により、地面のアスファルト化などによって雨水の浸透量が減少し、道路が冠水しやすい状態となっています。

そこで、大切な家族とお家を守るため、敷地内にある駐車スペースやお庭を雨水の浸透量を増やすことができる透水性舗装材にし、少しでも雨水などが住家に侵入するのを防ぐと良いでしょう。

透水性舗装材とは、一般的な舗装材と比べて雨水が浸透しやすく、路床・路盤層より奥深くまで雨水を浸透させることができる舗装材のことであり、地下水の涵養や排水設備への流出量軽減などに効果を期待することができます。

また、透水性舗装材には蓄熱性を抑える効果もあり、夏場の路面温度を低く保つことができるメリットもあります。

ただし、地中深くに雨水を蓄積することになりますので、舗装状態を良好な状態に保つためには定期的なメンテナンスが必須となります。

昔ながらの浸水被害を最小限に食い止めるアイディア

高低差の激しい日本では、古くから河川の氾濫や洪水による浸水被害に悩まされてきました。

そこで先人たちは大切な家族やお家を守るため、知恵を出し合いさまざまな浸水対策を講じてきました。

現代日本では、これまで先人たちが講じてきたさまざまな浸水対策に少し改良を加え、台風による暴雨・集中豪雨などによる河川の氾濫や洪水、道路の冠水による浸水被害を最小限に食い止めるアイディアが続々と誕生しています。

たとえば、新築・リフォームの浸水対策として、

  • 想定される浸水水位よりも床を高くするため、お家の基礎を高めに構造する
  • 敷地全体に盛り土を行うことでお家の地盤を高くする
  • お家全体を防水性の塀で囲み、開口部には止水板を設置する
  • 優れた防水機能を持つ外壁で耐水化を図る

など、現代人の暮らしに合わせた対策案の提案が行われています。

また、浸水被害に遭うことを想定し、コンセントなどを通常よりも高い位置に設置する、ブレーカーを1階と2階に分けることで2階部分の停電を防ぐ、エアコンなどの室外機や給湯器などは想定される浸水水位よりも高い位置に設置するなど、浸水被害を想定したお家づくりにも注目が集まっています。

浸水被害から大切なお家を守るには事前の対策が欠かせません

1年を通して比較的穏やかな気候のさいたま市ですが、昨今の異常気象の影響により河川の氾濫や洪水、道路の冠水などが起こりやすく、さいたま市内各地で浸水被害に見舞われる住民が増えています。

さいたま市では、浸水被害を軽減し安心・安全な都市づくりを目指すため、「さいたま市浸水(内水)防災マップ」や「さいたま市水位情報システム」などのソフトを組み合わせた対策を行っています。

四季彩ホームでは、さいたま市にお住いの方々がより安心・安全な暮らしが送れるよう、浸水対策に関するお悩みや相談を行っています。

ぜひこの機会にご相談ください。

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