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屋根・外壁塗装は部分塗装と全面塗装どちらがお得?

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新築時より8年から10年ほど経過すると 少しずつ汚れや劣化が目立ち始める住まいの外壁。

外壁の汚れや劣化を放っておくと 雨漏りを引き起こしたり、壁内側の下地材「間柱」を腐らせてしまったりと 住まいの寿命を縮める原因となります。

しかし、住まいの外観を丸ごと塗り直す「全面塗装」を行うとなると 一般的な30坪の2階建て住宅ならば 外壁塗装のみ 平均60万円~100万円ほど、屋根と外壁を同時に塗装する場合 平均80万円~140万円ほどの塗装費用が必要となります。

ところが 世界各地で猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、地球温暖化や気候変動など世界的な環境問題への取り組み などにより 日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研といった 日本を代表する塗料メーカーが相次いで塗料の値上げを発表しており、さいたま市を含む全国各地で外壁塗装の平均塗装費用が値上がりしています。

そこで 少しでも外壁塗装工事を安く抑えようと 外壁の「一部分だけ」または「一面だけ」を塗り直す「部分塗装」を希望されるご家族が増えています。

ここでは 外壁の汚れや劣化が目立つ箇所だけを塗り直す「部分塗装」と 住まいの外壁を丸ごと塗り替えてしまう「全面塗装」どちらが本当にお得なのかをご説明します。

外壁の一部または一面だけを塗り直す「部分塗装」

部分塗装とは、屋根・外壁に生じている劣化・破損が大規模でない場合に よく用いられる補修方法になります。

補修を必要とする箇所が広範囲でないことから 比較的お手頃なリフォーム費用で屋根・外壁塗装工事を行うことができるとして、おもに 紫外線や風雨により劣化してしまった 屋根・外壁の一部分だけを塗装したい、カビ・コケの発生や雨だれ・泥汚れが目立つ 一面だけを塗り替えたいとお考えのご家族を中心に選ばれています。

部分塗装の主なメリット

日当たりの良い箇所や湿気が溜まりやすくジメッとした箇所など 住まいの立地条件や構造上 ダメージを受けやすく 傷みやすい箇所は、10年に1度の定期的なお手入れ・メンテナンスだけでは 大切な住まいを経年劣化や自然災害などから 守ることができません。

しかしながら、予算の都合により どうしても大規模な屋根・外壁塗装リフォーム費用を行うことが難しい場合もあります。

部分塗装であれば、比較的お手頃なリフォーム費用で 経験劣化や自然災害によって生じた屋根・外壁へのダメージを回復させることができ、住まいの強度・耐久性を低下させる原因となる 雨漏りの発生や壁内側の下地材「間柱」の腐食などを防ぐことができます。

部分塗装の主なデメリット

比較的お手頃なリフォーム費用で 屋根・外壁塗装を行うことができる部分塗装ですが、そもそも屋根・外壁塗装とは 本来屋根・外壁が担っている 住まいの機能・性能を回復させるために必要な補修工事になります。

リフォーム費用のことだけを考えて部分塗装を行ってしまうと 補修した箇所だけが目立ってしまい住まいの美観性が損なわれてしまう、補修工事による効果が一時的であるため すぐに劣化・破損の症状が出てしまうといったデメリットがあります。

また 塗装を行うタイミングを部分的もしくは一面ごとに分けてしまうと 屋根・外壁塗装工事を行うたびに 足場を組まなければならないため 1回の塗装工事に掛かるリフォーム費用は安くても トータルコストで考えると むしろリフォーム費用が高くなる可能性があります。

住まいの外観を丸ごと塗り直す「全面塗装」

全面塗装とは、屋根・外壁に生じている劣化・破損が広範囲に及ぶ場合に 用いられる補修方法となります。

補修を必要とする箇所が部分的でないため ややリフォーム費用はお高めですが、1度の塗装工事で 住まいの外観を丸ごと塗り直すことができることから 統一感のある外観デザインで住まいの美観性を向上させたい、お手入れ・メンテナンスサイクルを長くしたいとお考えのご家族におすすめです。

全面塗装の主なメリット

住まい全体を丸ごと塗り直すことで 屋根材・外壁材が持つ本来の機能・性能が回復し、屋根材・外壁材のお手入れ・メンテナンスサイクルが長くなると同時に 住まいの美観性を新築時に近い状態にまで向上させることができます。

住まい全体を総合的に塗り替えてしまうことで 新しく塗り直した箇所と前回塗った箇所の境目が目立たず 色むら・色わかれといった塗装トラブルが起こりにくくなります。

また 屋根・外壁の一部分だけ もしくは 一面だけを塗り直す「部分塗装」とは違い、1度の屋根・外壁塗装工事で住まい全体を塗り替えてしまうため 足場の仮設にかかる費用も1度で済みます。

さいたま市では 屋根・外壁塗装工事の際に設置される足場の仮設費用は1回につき 平均15万円~20万円ほどになります。

補修箇所にもよりますが 屋根や2階部分の外壁などを部分的に塗装する場合 足場の仮設費用として毎回15万円~20万円の塗装費用が発生することになります。

足場の仮設費用を節約したいとお考えであるならば 部分塗装ではなく 全面塗装を選びましょう。

全面塗装の主なデメリット

住まい全体を塗り直す「全面塗装」は 著しく劣化・破損が見られる箇所のみを部分的に補修する「部分補修」と比べ、1度で支払う屋根・外壁リフォーム費用が高くなります。

しかしながら 屋根材・外壁材の全面塗装を行うことに対するデメリットは特に存在せず、むしろ 屋根材・外壁材の全面塗装を定期的に行うことで 住まいの強度・耐久性を持続させることができ 大切な住まいを長く守り続けることができます。

しかしながら 屋根・外壁塗装工事は 外壁塗装のみであれば 平均60万円~100万円ほど、屋根と外壁塗装を同時に行う場合には 平均80万円~140万円ほどのリフォーム費用が必要となり、決してお安い買い物とは言えません。とくに 塗料のグレード、塗装範囲、屋根・外壁塗装工事を実施する時期などに応じて リフォーム費用も大きく変化しますので 長期的な視点を持って 屋根・外壁塗装工事のリフォームプランを立てることがポイントです。

屋根・外壁塗装リフォームをお得にするには?

さいたま市では 10区あるすべての地域で 土地を広く活用していることから 住まいの延べ床面積が 平均114.04m2と広く、1度の屋根・外壁塗装工事に掛かるリフォーム費用相場が 外壁のみであれば68万円~102万円ほど、屋根と外壁を同時に塗装した場合には85万円~137万円ほどと ほかの都道府県と比べ 屋根・外壁塗装のリフォーム費用相場が やや高い傾向にあります。

決してお安い買い物ではない 屋根・外壁塗装工事を 少しでもお得に安く済ませたいとお考えであるならば、住まいを丸ごと塗り替える「全面塗装」が おすすめです。

屋根と外壁を同時に塗り直すことで 塗装工事を行うたびに発生する 足場の仮設費 を1回分で済ませることができるため 15万円~20万円の節約となります。

また 屋根・外壁の一部分だけ または 一面だけをこまめに塗り直すよりも 住まい全体を丸ごと塗り替えることで 今後の塗装回数を減らすことができますので トータルコスト的に見ると「部分塗装」よりも「全面塗装」のほうが とてもお得です。

住まいにとって1番大切なことは屋根・外壁が劣化する前に塗り直すこと

つねに厳しい自然環境に晒されている屋根・外壁は 住まいのなかで もっとも劣化・破損しやすい箇所になります。

そのため さいたま市内にある 多くの塗装業者では 住まい全体を丸ごと塗り替えてしまう「全面塗装」を提案しています。全面塗装を提案される理由として 経年劣化によって退色・変色した色合いに合わせて屋根・外壁塗装を行うことが とても難しく 部分的に塗り直した箇所だけ目立ってしまい住まいの美観性が損なわれてしまう恐れがあるからです。

しかし、予算の都合上 どうしても 全面塗装による塗り直しが難しいとお悩みのご家族も少なくありません。

四季彩ホームでは、ご予算や住まいの劣化・破損の症状に合わせて 熟練の塗装職人による丁寧な部分塗装を実施しております。

住まいにとって1番大切なことは 雨漏りの発生や壁内側の下地材「間柱」の腐食といった深刻な住家トラブルを引き起こす前に 屋根・外壁塗装を行い 劣化・破損してしまった屋根材・外壁材の機能・性能を回復させることです。

これから雨のシーズンがやってきます。

屋根・外壁に気になる箇所を見つけたら そのまま放置せず 四季彩ホームまでご相談ください。

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