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【2022年】屋根・外壁塗装におすすめの最新塗料3選!

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大切な家族と住まいを守るため おおよそ10年に1度のペースで塗装工事による屋根・外壁のお手入れ・メンテナンスを行う必要があります。

ところが、実際に戸建て住宅にお住いのご家族が 10年を目安に屋根・外壁の塗装工事を実施している割合は43%ほどであり 半数以上のご家族が10年以上 屋根・外壁の塗装工事を実施していないのが現状です。

屋根・外壁の塗装工事を実施しない主な理由として 費用面、工期、保証期間、ご近所トラブルなどが挙げられますが、そのなかでも「塗料」に関する疑問・悩みは多く 塗料の種類ごとに違う 耐用年数、機能・性能、選び方などで お困りのご家族もたくさんいます。

ここでは 屋根・外壁の塗装工事をご検討中のご家族に 是非ともおすすめしたい 屋根・外壁塗装のプロが選ぶ2022年度 最新の塗料グレードをご紹介します。

圧倒的な人気を誇る「ラジカル制御塗料」

屋根・外壁塗装工事で もっとも選ばれている ラジカル制御塗料とは、2012年に日本ペイントが最新技術を用いて開発した次世代塗料です。

ラジカル制御塗料の「ラジカル」とは、塗料に含まれる顔料に 酸素、紫外線、水分などが触れることで発生する劣化因子であり、ラジカル制御塗料は 劣化因子である「ラジカル」の発生を抑制する 高耐候酸化チタンとHALS (光安定剤) の働きにより 長期間 チョーキング現象、退色・変色、クラック(ひび割れ)、塗膜の剥がれ・膨れといった 塗膜の劣化を制御できる塗料になります。

しかし、ラジカル制御塗料の耐用年数は ベースとなる樹脂によって大きく左右されます。

もっとも耐久性の高いとされるのが フッ素樹脂であり、次いで シリコン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂となります。

ラジカル制御塗料の多くが 1液型の水性塗料ですが、屋根・外壁材の種類によっては2液型の油性塗料が使用される場合があります。

1液型の水性塗料は 希釈時にシンナーなどの有機溶剤を使用せず 水道水で希釈されるため 刺激臭が少なく人体への影響も低いことから ヒトと地球環境に優しい塗料でもあります。

ラジカル制御塗料の主なメリット

 比較的お手頃な価格なのに高性能

ラジカル制御塗料は 高機能・高性能なフッ素塗料に近い 機能・性能を持っている塗料でありながら「1m2あたり2,500円~」と 比較的お手頃な価格で塗装工事を実施することができることから コストパフォーマンスの高い塗料として注目されています。

 塗膜の耐久性が高い

ラジカル制御塗料には 劣化因子「ラジカル」の発生を抑制する 高耐候酸化チタンとHALS (光安定剤) が含まれており、この2つの成分の働きにより 紫外線や水分などによって 発生したラジカルの動きを 光安定剤によって抑え込み 高耐候酸化チタンの表層に備わっているラジカルバリア層の内側に閉じ込めることで 塗膜の耐候性を高めています。

 優れた低汚染性

親水性の高いラジカル制御塗料は 水になじみやすい性質があるため、屋根・外壁に汚れが付着しても 雨水などの水分が 塗膜と汚れのあいだに入り込み 上から下へと水が流れていくと同時に 汚れも流れ落ちていきます。

さらに ラジカル制御塗料には 住宅外観の景観を損なう原因となるカビ・コケ・藻が発生するのを防ぐバイオ技術が採用されていますので 日当たりが悪くジメッとした北側の外壁面にもご使用いただけます。

 幅広い屋根・外壁材に使用できる

屋根・外壁の塗装工事を行う場合、どんなに高機能・高性能な塗料であっても 屋根材・外壁材との相性が悪ければ 塗料の効果を十分に発揮することができません。

しかし、ラジカル制御塗料は 窯業系サイディング、金属系サイディング、モルタル、ALCパネル、木部・鋼板など どんな屋根材・外壁材にも問題なく塗装を行うことが可能であるため 作業性の高い塗料でもあります。

ラジカル制御塗料の主なデメリット

 施工実績が少ない

ラジカル制御塗料は 比較的新しい塗料になりますので、取り扱っている塗装業者は少ないのが現状です。

そのため さいたま市の一部の塗装・リフォーム業者では ラジカル制御塗料による屋根・外壁塗装工事ができないと断られる場合があります。

また ラジカル制御塗料に関する正しい知識を持たない塗装・リフォーム業者も多く 悪質な契約を持ち掛けられるケースも少なくありません。

 カラーバリエーションが少ない

劣化因子であるラジカルの発生を抑えてくれる 高耐候酸化チタンは 白色顔料であるため、塗料の色を濃くすることができません。

なぜならば、濃い色の塗料は ラジカルが発生しにくいため ラジカル制御塗料を使用しなくても 耐候性に影響がないからです。

最高ランクの高性能な塗料「無機塗料」

現在 屋根・外壁塗装工事にて使用される塗料のなかで もっとも耐久性が高いとされる「無機塗料」とは、ベースとなる樹脂の主成分に炭素が含まれておらず 代わりにケイ素・セラミックといった無機物を主成分とする塗料になります。

無機塗料は 屋根・外壁塗装工事に使用されるシリコンやフッ素といった一般的な有機塗料とは違い、チョーキング現象や退色・変色など 紫外線の影響による塗膜の劣化が起こりにくく 非常に高い耐久性・耐候性を持っています。

しかし、無機塗料の主成分である無機物は そのまま屋根・外壁塗装工事の塗料として使用するには 硬すぎるため 塗料として使用することができません。

そこで 塗料メーカーでは 耐久性・耐候性の高い無機物の性質を活かしつつ 合成樹脂などの有機物を配合することで 無機塗料を屋根・外壁塗装工事に使用できるようにしています。

なお 無機塗料の品質は 塗料全体に占める無機物の割合によって大きく左右されます。

日本には無機塗料に関する明確な定義が存在しないため シリコン系塗料やフッ素系塗料に ほんの少し無機物が配合されていれば 無機塗料と名乗ることができます。

無機塗料を使用した 屋根・外壁塗装工事を行う際は 無機物がどのくらい配合されているのかを きちんと確認することが大切です。

無機塗料の主なメリット

 耐候性・耐久性が高い

無機塗料の主成分である無機物は 紫外線や風雨による影響を受けないため チョーキング現象や退色・変色といった塗膜の劣化が起こりにくく 耐候性・耐久性の高い塗料になります。

劣化症状が現れにくいということは 長いあいだ 住宅外観の美観性を保つことができることに繋がるため コストパフォーマンスの高い塗料とも言えます。

 優れた防汚染性・防汚性

硬くて緻密な塗膜を形成する無機塗料は 親水性に富んだ塗料でもあります。

親水性とは 水になじみやすい性質のことであり、雨が降ると 屋根・外壁の表面に付着した汚れを浮かせて 雨水と一緒に汚れを洗い流すことができます。

親水性の高い無機塗料は 水になじみやすい性質から、屋根・外壁に付着した汚れと塗膜のあいだに雨水などの水分が入り込み 汚れを洗い流すことができるセルフクリーニング機能が備わっています。

また、無機塗料は 静電気が発生しにくく カビ・コケ・藻の繁殖に必要な有機物の含有量が少ないため、交通量の多い道路沿いの外壁や 風通し・日当たりの悪い北側の外壁の塗装工事に最適です。

 火災によるダメージを受けにくい

シリコンやフッ素などの有機塗料は 燃えると二酸化炭素が発生するため 焼けてしまうと黒く焦げて隅になってしまいます。

しかし、ケイ素やセラミックといった無機物は不燃性の物質であることから 火災に強く 燃えにくいため 火災が発生しても被害を最小限に抑えることができます。

無機塗料の主なデメリット

 クラックが起こりやすい

無機物を主原料とする無機塗料は 多少の有機物が配合されているとはいえ 非常に硬い塗膜を形成します。そのため 時間が経つと クラック(ひび割れ) が生じる場合があります。

モルタルなど クラックを起こしやすい外壁材とは あまり相性が良くありませんが、どうしても無機塗料を使用したい場合には 弾性の良い無機塗料を選ぶと良いでしょう。

 有機塗料と比べて価格が高め

高機能・高性能な無機塗料は 1m2 あたり4,300円~5,500円と高額であるため、30坪の戸建て住宅を無機塗料で塗装するとなると 平均100万円以上の費用がかかります。

無機塗料による屋根・外壁塗装工事を実施したいけれど 予算オーバーになってしまう場合には リフォームローンの活用を視野に入れると良いでしょう。

 再塗装が難しい場合がある

無機塗料には 親水性が高く セルフクリーニング機能が備わっているため、再塗装が必要となった場合 無機塗料で仕上げた古い塗膜と新しい塗料が密着しにくく 剥がれてしまう恐れがあります。

再塗装を行う予定がある際には 無機塗料ではない塗料を選択することをおすすめします。

 塗装業者によっては十分な効果が得られない

シリコンやフッ素といった有機塗料と違い、非常に硬い塗膜を形成する無機塗料は 取り扱いが難しい塗料になります。

技術力のある熟練の職人さんであっても 無機塗料の扱いに慣れていないと 塗料の効果を十分に発揮することができません。無機塗料による屋根・外壁塗装工事をお考えの際は 無機塗料による施工実績が豊富な塗装・リフォーム業者に依頼しましょう。

ヒトと地球環境に優しい「遮熱塗料・断熱塗料」

屋根・外壁に塗るだけで 住まい全体の温度を一定に保ち 住み心地の良い快適な室内空間を実現できると注目されている「遮熱塗料」と「断熱塗料」は、SDGsをきっかけに需要が高まりつつあります。

遮熱塗料とは、屋根・外壁に塗装することで 住宅内に熱エネルギーが吸収される前に 紫外線や日射熱を反射して 室内温度の上昇を緩和する機能を持つ 省エネ性能が備わっている塗料であり、「高反射率塗料」とも呼ばれています。

一方 断熱塗料とは、屋根・外壁に塗装することで 太陽から降り注ぐ熱エネルギーの伝導率を抑えて 室内温度の上昇を防いだり、冷暖房によって冷やされた空気や温められた空気が 屋内から屋外へと逃げてしまうのを防いだりする 室温を一定に保つ機能が備わった 省エネ性能を有する塗料になります。

現在 さいたま市では 家庭で使用するエネルギーの地産地消化や効率的な利活用を目指すスマートホームの推進を支援するため「『スマートホーム推進・創って減らす』機器設置補助金」を実施しています。

この助成制度では 住まいの省エネ対策の一環として 高遮熱塗装による屋根塗装を実施した場合 1m2あたり上限額400円 (一戸建て住宅 20,000円、集合住宅500,000円) の補助を行っております。

残念ながら 断熱塗料を使用した塗装工事では 助成制度を利用することはできませんが、遮熱塗料による塗装工事をお考えのご家族は 是非1度 四季彩ホームまでご相談ください。

遮熱塗料の主なメリット

 夏場の室内温度の上昇を抑える

遮熱塗料には 近赤外線を反射して住宅内の温度上昇を和らげる効果があります。

紫外線や日射熱が増える夏場は 住宅の表面温度が高くなるため 遮熱塗料を屋根・外壁塗装工事に用いることで 住宅の外側から内側へと熱が伝わるのを防ぎます。

環境省や塗料メーカーが行っている遮熱塗料による室内温度の上昇抑制効果について「遮熱塗料を使用した場合と使用しなかった場合では 屋根の表面温度に平均8℃~10℃ほどの差があり、室内温度も平均2℃~3℃ほどの差がある」という 実験結果が報告されています。

 光熱費を節約できる

屋根・外壁塗装工事に遮熱塗料を選ぶことで 外気温の影響を受けにくくなり 冷暖房効率が高まることで 平均10%~20%ほどのエネルギー消費量を削減することができます。

家庭でのエネルギー消費量が減少することで 電気代が安くなるほか 地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出量も削減することができるため 家計にも地球環境にも優しい塗料と言えるでしょう。

 屋根材・外壁材の劣化を抑える

屋根材・外壁材といった建材は 紫外線や日射熱など厳しい自然環境にさらされることで 少しずつ劣化していきます。

屋根材・外壁材が劣化すると 雨漏り、構造躯体・基礎部分の腐食、シロアリ・カビの発生など さまざまな住宅トラブルを招く原因となります。

遮熱塗料には 屋根材・外壁材の表面温度の上昇を抑える機能が備わっていますので 紫外線や日射熱による屋根材・外壁材へのダメージを軽減し 住宅寿命の低下を防ぐことができます。

遮熱塗料の主なデメリット

 一般的な塗料と比べて高額

遮熱塗料には 紫外線や日射熱を反射するという特殊な機能が備わっています。

そのため、
さいたま市にて主流となっているシリコン系塗料の場合 1m2あたりの塗装費用の相場は 2,800円~3,100円ほどであるのに対し、遮熱塗料による塗装費用は1m2あたり3,800円~4,200円ほどが相場となっており ややお値段が高めとなっています。

 気温の低い冬場には効果が得られない

遮熱塗料は 紫外線や日射熱を反射させて 室内温度の上昇を抑えることを目的とする塗料になりますので、気温が低く 日照時間の短い冬場では 遮熱塗料の効果を十分に発揮することができません。

また 遮熱塗料には 保温効果が備わっておりませんので 暖房によって暖められた空気を室内に留めておくことはできません。

 塗膜表面が汚れると遮熱効果が低下する

遮熱塗料の効果を十分に発揮するには 定期的なお手入れ・メンテナンスを行う必要があります。

屋根材・外壁材の塗膜表面に汚れが付着してしまうと 紫外線や日射熱を反射する力が弱まってしまうため 遮熱性能が低下し 室内温度が上昇しやすくなります。

断熱塗料の主なメリット

 1年を通して室内を一定の温度に保つ

断熱塗料は 塗膜による熱伝導率を抑えることで 外気温による影響を受けにくくなり 夏の暑さや冬の寒さが住宅の内側に伝わるのを防ぐことができます。

そのため 夏は涼しく 冬は暖かい 住み心地の良い快適な室内空間を実現します。

 光熱費を節約できる

屋根・外壁塗装工事に断熱塗料を用いることで 外気温による影響を受けにくくなるだけではなく 冷暖房効率が良くなり 少ないエネルギー量で住まい全体を 一定の温度に保つことが可能となります。

その結果 電気代が 年間10%ほど節約することができます。また 冷暖房効率が良くなることで 家庭から排出される二酸化炭素量も削減することができ 地球環境に配慮した家づくりが可能となります。

 結露対策になる

住まいの断熱性能が低いと 室内と屋外の気温差によって結露が発生します。断熱塗料を選ぶことで 屋根・外壁の表面温度が下がりにくくなり 結露の発生を抑えることができます。

屋根・外壁に結露が生じると 屋根材・外壁材の腐朽、内部結露による構造躯体の劣化、シロアリ・カビの発生による住まいの強度・耐久性の低下に繋がります。

断熱塗料の主なデメリット

 塗料費用が高額

断熱塗料には 塗膜による熱伝導率を抑える特殊な機能が備わっています。そのため、さいたま市にて主流となっているシリコン系塗料の場合 1m2あたりの塗装費用の相場は 2,800円~3,100円ほどであるのに対し、断熱塗料による塗装費用は1m2あたり3,000円~4,500円ほどと やや高めの相場となっています。

 塗料による断熱効果を実感しにくい

断熱塗料による塗装工事によって得られる断熱効果は小さいため、効果が実感しにくいとされています。

とくに 長期優良住宅といった断熱性能の高い住宅、HEAT 20のG2・G3レベルのUA値を満たす住宅にお住いの場合 残念ながら 断熱塗料による効果は ほとんど感じられないでしょう。

塗料選びでお困りの際は 四季彩ホームにご相談ください。

屋根・外壁塗装工事で使用される塗料には さまざまな種類があり、どの塗料を選ぶべきか悩んでしまうご家族も少なくありません。

四季彩ホームでは、お客様のご希望・ご要望に沿った より良い屋根・外壁塗装工事をご提案させていただくため、豊富な知識と高い技術力を持つ熟練の職人による既存住宅の状況と周囲確認を行い さまざまな角度から考え抜いた 最適な塗料をご提案させていただいております。

屋根・外壁塗装工事の塗料選びでお困りの際は ぜひ四季彩ホームまでご相談ください。

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